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8Kの技術について

8Kの圧倒的なリアリティ

映像を超えたリアルが目の前に広がる
──圧倒的な解像度と本物の立体感

本物のように見える高解像度

フルHDの16倍にもなる高解像度

現在、みなさんがごらんになっているデジタル放送は、フルハイビジョンといわれる規格で、解像度は1,920×1,080ピクセルで約207万画素相当です。4K映像は解像度3,840×2,160ピクセル、約829万画素相当で、フルハイビジョンの4倍の画素数からなり横方向のピクセル数が約4,000ということから4Kと呼ばれています。

実はこの4Kのさらに先をいくのが8Kで、現在のフルハイビジョンの16倍にあたる7,680×4,320ピクセル、約3,318万画素という超高精細な映像を実現します。フルハイビジョンのテレビは、画面の近くに寄ると液晶のドットを視認することができますが、8Kの超高精細なディスプレイではどれだけ画面に近づいても液晶のドットがわからないほど精細です。そのためそこに映し出される映像があまりにリアルに見えてしまい、画面に映った映像と認識できないほどです。

リアルを超えるリアル体験

二次元の映像で奥行きを生み出す

超高精細だからこそ立体を感じとれる

超高精細な映像は、二次元なのに奥行きを感じるほどの立体感を再現します。じつは人間の目は、両目で見るときの距離の違いや、手前のものと奥に見える物の見え方の違いなどを認識して、立体を感じ取っています。

8K映像の超高精細な映像は、そうした自然界の見え方の差を忠実に再現できてしまうため、実際は画面上の映像なのに、本物を見ているような立体感を感じさせます。そして8Kの映像を見た人は皆「まるで目の前に窓が開かれているようだ」と口をそろえます。それほどまでに映像がリアルなのです。現在のフルハイビジョンテレビとは一線を画した圧倒的な臨場感と立体感は、思わず手を伸ばしてしまうようなリアルさで映し出されます。

高い没入感が驚異的な臨場感を生む

視野角の違いで大画面が堪能できる

テレビを見るときに最適な距離を最適視聴距離といい、現在のフルハイビジョンではテレビの高さ×3倍が最適とされています。ところが8Kの場合は、画面が高精細になっていることで、近づいても画素が見えないため、テレビの高さ×0.75倍が最適と言われています。この距離の違いが視野角の違いにあらわれ、フルハイビジョンが視野角30°なのに対し、8Kは視野角が100°になります。

人間の視野角は一般に120°といわれていますから、8Kならほぼ視野角全体にテレビ画面が映ることになり、映画館で大画面を見ているような臨場感や没入感を得ることができます。そのうえいくら近づいてもドットが見えない高精細と、8Kの立体感のあるリアルな映像によって、目の前の映像がまるで本物のように見えてしまう感覚すら呼び起こします。これが驚異的な臨場感を生んでいます。※最適視聴距離:視力1.0の人が画素の粗さを感じないで視聴できる距離

色の限界を超えた表現力

自然界にある色が再現される

8Kでの色の規格(BT.2020)

8K映像では色の表現も大きく広がります。現在のハイビジョンで採用されている色の規格(BT.709)では、自然界にある色をすべて表現することはできませんでした。ところが8Kでの規格(BT.2020)は、大幅に拡大されており、自然界では存在しない色までも範囲に含まれています。

また色の濃淡を示す階調も、今までは8bit(256段階)だったのに対し、8Kでは12bit(4096段階)で表現できるようになります。色の移り変わりを示すグラデーションなどもよりなめらかで自然な表現になります。たとえば今までのテレビでは表現しにくかった空の色や階調も、8Kなら表現できるようになるのです。

激しい明暗も映し出す豊かな階調

HDR による高コントラストの再現

HDRとは「High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)」の略で、映像の「輝度」の幅を拡大する技術を指します。現在の放送などで使用されているSDR「Standard Dynamic Range(スタンダードダイナミックレンジ)」に比べると、非常に広いダイナミックレンジで明るさ(輝度)を表現できます。

たとえば、従来までなら明るすぎて白飛びしてしまった太陽などの光源と、黒くつぶれてしまいがちな室内などの暗い部分。こうした明暗差の激しい映像は、明るい方に合わせると暗い部分は白茶けてしまい黒を感じられません。逆に暗い方に合わせると明るい部分は白飛びしてしまいます。

HDRなら白飛びや黒つぶれのない、きっちりと階調を持った映像として再現できます。明るい部分はしっかり明るく見えるにもかかわらず、暗い部分は暗いまま表現され、明暗のコントラストが際立ちます。それによって、ハイライトやシャドーの表現が豊かになり、より緻密なディテール表現を可能にします。

そしてこの明暗ダイナミックレンジの広さは、HDRの発色のよさも際立たせます。色を表現するには輝度の明暗の影響も大きく、明るさの階調が豊富なほど、カラーの表現もまた豊かになります。自然の緑を描くときにも、暗いくすんだ緑や、明るさを含んだ鮮やかな緑など、さまざまな緑が豊かに、そしてくっきりと鮮やかに表現できます。それは自然にあるものを肉眼で見ているのと同様の豊富な情報量で、見る人は映像であることを忘れ、リアルを感じるのです。

現在の放送を超えたなめらかな動き

従来の2倍のフレームレート

動画は複数の静止画をパラパラマンガのように表示することによって表現しています。この静止画の枚数が多ければ多いほど自然でなめらかな動画表現になります。この静止画の枚数をフレームレートといい、アナログ時代のテレビは1秒間に30枚、現在のハイビジョンでは1秒間に60枚使って映像を表現しています。今でも十分自然でなめらかな動きですが、8K映像の仕様ではこれを最大120枚まで拡張しています。

大画面テレビでは速く動く被写体を表示するときにぼやけたりすることもありますが、枚数が増えることによって、素早い動きの表示にも対応できます。とくにスポーツなどの動きの早い映像では効果を発揮します。ただし、8Kの映像はただでさえ解像度が高く、データ容量が大きいので、1秒あたりの枚数が2倍になることで、データ量が膨大になります。テレビ側はそれをリアルタイムで処理しなくてはならず、テレビ側に求められる能力も高くなります。将来的にはこうした秒間120枚のなめらかな動きの映像も楽しめるようになります。

従来のフレームレート 8Kのフレームレート
アナログ時代のテレビ30枚/秒 現在のハイビジョン60枚/秒
8K映像 120枚/秒
驚きの臨場感に包まれる

全身を包み込むサウンドで映像がリアルになる

驚愕の22.2chでサウンドに包まれる

8Kの放送は、映像だけでなくサウンドも大きく進化しています。音響システムについては、22.2マルチチャンネルが採用されています。上層に9チャンネル、中間層に10チャンネル、下層に3チャンネルのスピーカーに、2チャンネルの低音効果スピーカーを配置し、映像と同時に音声でも包まれることができるように規格されています。

もちろんこれを家庭で実現することは難しいですが、家庭用ではもっと少ないスピーカーで、22.2チャンネルを簡易的に再現するシステムも登場するでしょう。いずれにしても映像とサウンドに包まれた8Kのシステムは、わたしたちに画面の中の世界にいるかのような臨場感を与えてくれます。

Voice

解像度が高くなることで、
ますます難しくなる生産技術

8Kのディスプレイは、フルHDの16倍、4Kの4倍の高密度ですから、ひとつひとつの画素は非常に小さなものになります。2015年に発売した8Kディスプレイは、85インチという大きなサイズでしたが、いくら近づいても画素を視認することは難しい高精細さです。このようにひとつひとつの画素がとても微細なものになると、光を透過するための仕組みも非常に小さくなるため、高度な生産技術が必要になります。パネルメーカーであるシャープだからこその技術が8Kディスプレイの製造にはふんだんに活かされています。

さらに2017年には70インチの8Kディスプレイも発売しましたが、画面サイズが小さくなった分、ひとつひとつの画素はさらに微細になり、いっそう高度な技術が必要になりました。そのうえで、従来の85インチモデルでは1,440Wだった消費電力も、この70インチモデルでは470Wまで軽減することができました。重量も半分以下の42.5kgとなり、一般家庭で設置できる程度までに、小型化・軽量化・低消費電力化を実現しました。来る2018年の実用放送開始に向けて、家庭用8Kテレビの製品化を急ピッチで進めています。

開発者ボイス:詳細画像

8K pick up

Line up

業界初。※1 8K対応※2液晶テレビ
70V型 AQUOS 8K

※1 2017年12月発売予定。8K映像の表示が可能な画素数7,680×4,320の液晶パネルを搭載し、8K映像の入力が可能なHDMI入力端子を搭載した民生用液晶テレビとして。
※2 7,680×4,320画素液晶パネル搭載。地上・BS・110度CSデジタル放送チューナーを搭載しますが、BS・110度CSによる4K・8K放送を受信する機能は搭載しておりません。
LC-70X500:画像

LC-70X500

「CEATEC AWARD 2017 部門賞」
ホーム&ライフスタイル・イノベーション部門
グランプリ 受賞

8Kの圧倒的なリアリズム

  • 臨場感
  • 実物感
  • 立体感

フルハイビジョンの16倍、約3,318万画素の高解像度で、
4K解像度では表現できなかった究極のリアリズムを追求し、
肉眼では捉えきれないきめ細やかな映像を再現します。
実物が目の前にあるような「臨場感」や「実物感」、物体の奥行や膨らみなどの
「立体感」をリアルに感じることができます。

ついに解禁された
8K製品

  • LV-70002:画像

    業界初※1の70型8K映像モニター。
    超高精細・高コントラスト・広色域が実現

    • ※1 2017年4月12日現在。(当社調べ)

    8K(スーパーハイビジョン)規格に準拠し、業界で初めて※1 8K解像度でのHDR規格(HLG・PQ方式)※2 にも対応した高精細・高画質な70型8K映像モニター。フルハイビジョンの16倍の解像度を持つ8K液晶パネルを採用。8Kの高精細表示に加え、液晶テレビ『AQUOS』で培った高輝度・広色域技術などにより、圧倒的な迫力の高画質映像を実現します。

    • ※2 映像信号を分析して輝き成分を抽出・拡張表示し、映像のコントラスト感を高める技術。HDR:ハイダイナミックレンジの略。(HLG:Hybrid Log-Gamma、PQ:Perceptual Quantizer)
  • TU-SH1050:画像

    8K(スーパーハイビジョン)試験放送※3 対応
    高度広帯域衛星デジタル放送受信機

    2016年8月に始まった8K試験放送を受信可能。 8K映像モニターと接続すれば、フルハイビジョン画質の16倍の解像度の、超高精細な映像を表示できます。また、三次元音響空間を実現する22.2ch音声出力にも対応しています。

    • ※3 当受信機はBS17chで放送される試験放送のみ視聴可能です。
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