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映像とサウンドの両立のために

よりリアルな臨場感を生み出すためには、映像とサウンドの両立が不可欠です。
新開発「AROUND SPEAKER SYSTEM」のテクノロジーに迫ります。

テレビの映像から人が感じる臨場感は
「視覚+聴覚」でこそ、リアルになる

新開発の「AROUND SPEAKER SYSTEM」

人が映像を見て、そのイメージを実体験として感じ取るには、映像だけでは不十分です。どれほど高精細な映像であっても、耳をふさいだ状態で見たのでは、どこか現実感にとぼしい感覚になります。

たとえば迫力のあるスポーツの映像には、観客の歓声やどよめきのサウンドがあってこそ、はじめてスタジアムの一体感が感じ取れます。森を歩くシーンの映像なら、美しい森の映像だけでなく、踏みしめるときの葉の音、あちこちからきこえてくる鳥の鳴き声、目の前を横切る虫の羽音があってこそリアルな体験を感じさせます。

高精細な映像をもっと現実の体験に近づけるには、どうしても臨場感のあるサウンドが必要でした。そしてそのサウンドは、人が自然界で暮らしているときに聞いているような視聴環境が得られるような広がりのあるサウンドが求められます。

それを実現するために新たに開発されたのが、「AROUND SPEAKER SYSTEM」なのです。

自然なサウンドを再現する音場再生型サイドスピーカーボックス

視聴ポジションを選ばない広指向性サウンド

テレビやオーディオのサウンドを聴くときには、スピーカーに対してどの位置にポジションをとるかによって、音の聞こえ方が大きく異なります。一般的には、左右のスピーカーと人の位置が正三角形になるポジションが、もっとも左右均等に音声が聴こえて臨場感が得られる位置と言われます。その中心位置から外れた場所にいると、左右均等に聞こえなくなり、ステレオ感が損なわれ不自然な聴こえ方になってしまうのです。

しかしテレビはいつでも一人で見るわけではありません。家族や友達と何人かで並んで見ることは少なくありません。テレビの前で3人が並んで視聴していたときには、中心の人に比べると、左右の人は良い条件で聴こえないということになります。

そのような視聴位置によって臨場感が得られなくなることを解決するために開発されたのが「音場再生型サイドスピーカーボックス」です。画面左右に配置された新開発のスピーカーシステムによって、従来とは全く違う広がり感のある音場再生が可能になりました。

常識を超えた上下対向スピーカー構造

ディスプレイの左右に配置されたスピーカーシステムは、中音域を再生するミッドレンジスピーカーを2つ上下に向かい合わせに配置し、その間に設けられたディフューザーにより、音が広範囲に拡散されます。石を落とした水面ように、音が波紋状に広がり、広いリスニングエリアを作り出します。また、ディフューザーの中央には、音場と音像定位の両立を図るためのツィーターが実装されています。

音がある一定の方向に向かう指向性の高いスピーカーは、いわばスポットライトです。当たっているところは明るいですが、その位置から外れると暗くなります。それに対して広指向性のスピーカーは、シーリングライトのように部屋を広く明るくして包み込むといった違いがあります。左右のスピーカーシステムから出る音が広がることにより、ピンポイントの視聴位置でなくても、広い視聴位置で自然なステレオ感を楽しめます。たとえば右から左に移動する車の音がきちんと再現できるので、その場で車が走っているような臨場感が得られます。

臨場感をさらに高める豊かな低音
独自構造の大音量ダブルサブウーハー

ダブルサブウーハー

豊かな低音と振動の軽減を実現

映像の迫力は低音をいかに再現できるかによっても大きく異なります。大画面にふさわしい低音を再生することで、映像のイメージを増幅し、映像の迫力をいっそう高めます。迫力の低音を再生するために、本体背部には2つのサブウーハーボックス(合計容積:従来比3.3倍)を搭載しました。

音の再生には振動を伴いますが、薄型テレビではその振動は視聴の妨げになります。その問題を解決するために、それぞれのサブウーハーボックスに2つのウーハーユニットを向かい合わせに配置し、不要な共振を排除するという仕組みを実現しました。これによって薄型のテレビでもひずみの少ない、豊かな音量と低音感を実現しました。

自然なサウンドと豊かな低音再生を
サポートするオーディオテクノロジー

低音域から高音域にわたり音声信号処理を実施

高品質なサウンドを再現するにはスピーカーシステムだけでなく、アンプや音声処理回路なども重要になります。オーディオアンプは2.1ch 5アンプシステムとし、大画面にふさわしい65Wの大出力。とくに、従来サブウーハー出力が15Wであったのに対し、今回、2倍以上の35Wにアップし、低音の迫力を強化しています。

さらに、スピーカー性能(振幅限界や耐熱限界など)をあらかじめ解析し、最大入力レベルでの駆動(ドライブ)を可能にする「インテリジェントドライブ」音声処理回路をサブウーハーに適用しました。歪が少なくパワフルな低音を再現し、迫力をいっそう強化しました。

インテリジェント・ドライブ 左【スピーカー定格入力レベル駆動】 右【スピーカー入力レベル駆動】 新Audio Engine 左【AEQ修正前】 右【AEQ修正後】 ※Audio Engineはヤマハ株式会社の商標です ※AEQ補正効果グラフはイメージです

また、より自然で聞き取りやすいなサウンドを実現するために「新・AudioEngine」を搭載し、AEQ技術によって、周波数特性の乱れを補正。歪みの少ないより自然でクリアな音を実現します。

オーディオテクノロジー

臨場感を求めてデザインから素材まで
すべてが新しいスピーカーシステム

よい音を極限まで追求

サウンド面で圧倒的な臨場感を得るためには、従来とはまったく違った発想でサウンドシステムを作り出す必要がありました。そのために今までのアンダースピーカーから、サイドスピーカーへの転換を図り、その上で大画面を妨げないデザイン性を実現するために、スピーカーの素材を含めた新たな設計をはじめなければなりませんでした。

デザインの面だけで考えれば、画面のサイドにあるスピーカーは小さい方が美しく、音響の面で考えればスピーカーのサイズは大きい方がよい音で再生できます。相反する条件のもとで、デザイナーと設計者が導き出した答がこの画面両サイドに搭載した独立型スピーカーボックスなのです。

スピーカーボックスはディスプレイ部分と分離して、上下でディスプレイと接続しています。このことでディスプレイの干渉を抑え、音抜けのよいクリアな音質を実現しました。またボックス自体の材質も樹脂製からアルミ製に変更することで、強度や剛性を高めています。

一般的なフェライトマグネットを使用したスピーカーユニットでは、サイズが大きくなってしまうため、スリムなスピーカーボックスの実現は困難でしたが、高価なネオジウムマグネットを使用することで、そのスリム化と高音質化の両立を実現しました。

技術者VOICE

模型をいくつも作って試行錯誤しながら
最適な形を探し出しました。

今回採用したスピーカーは、今までとは全く違う発想から開発したため、試行錯誤の繰り返しでした。特に中域の音をどのようにして広がりを持たせるかについては、さまざまな方法を検討しました。

ミッドレンジスピーカーを向かい合わせに配置し、ディフューザーで音を拡散するという方式に決めてからも苦労しました。ディフューザー形状や角度の微妙な違いで音圧特性が大きく異なってしまうため、模型を作っては測定し、形状を調整しては測定を繰り返しました。

スピーカーをボックスに固定するための方法も、通常のように面部分にネジ留めするとデザインコンセプトが実現出来ないため、接着剤を使った新たな方法を考えなければなりませんでした。そうした苦労を重ねて実現したこのサウンドは、テレビだけでサラウンドを必要としないほどの音質と迫力を実現できたと思います。

コンシューマーエレクトロニクスカンパニー
デジタル情報家電本部
国内事業部 技術部 参事

蓑田 英徳

アラウンドスピーカーシステムの効果

画面両脇の独立型スピーカーボックスにより広範囲に音を届け、高精細映像と音声の一体感を生み出し臨場感を高める「AROUND SPEAKER SYSTEM (アラウンドスピーカーシステム)」の効果をご紹介します。

よりリアルな臨場感を生み出す「AQUOS 4K NEXT」
4K液晶テレビ

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