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UV2A技術 〜 液晶パネルを飛躍的に進化させた夢の技術

UV2A技術 〜 液晶パネルを飛躍的に進化させた夢の技術

シャープ独自の「UV2A技術」は、技術者の30年来の夢でした。
ピコスケール(1ピコメートル=1兆分の1メートル)の光配向技術によって、従来方式では不可能だった「深く沈み込んだ漆黒」、「輝く白」を再現。同時に高速応答も実現し、これまでの液晶パネルの課題を一気に解決。光の利用効率の向上は、環境性能にも貢献しています。
AQUOSを生み出して10年が経過する今、まさに次世代液晶技術が誕生しました。

液晶の性能を一気に高める革新

液晶の弱点を克服した、UV2A技術

液晶パネルは、液晶を挟む基板上の透明電極に電圧をかけて液晶分子を制御し、そこを通る光の量によって映像を表示します。従来技術では、液晶を仕切るセルのひとつひとつに、液晶分子の並び(配向)を安定的に制御するための「リブ」や「スリット」といった構造物を設けることで、液晶分子を一方向に傾けて光を操っていました。しかし同時に、セルを通る光の漏れや妨げも起こし、黒浮きや光の透過率(開口率)を下げる要因になっていました。
新開発の「UV2A技術」は、リブ・スリットレスの工法により、「リブ」や「スリット」があることで生じる微細なすき間をなくしてスタティックコントラスト5,000:1(従来比1.6倍)という締まった黒の表示に成功。同時に、開口率は従来比20%以上アップし、輝く白の再現力も高めました。明るさが向上することで、バックライトの消費エネルギーも抑制でき、環境性能も高めています。
さらに、これまで「リブ」を基点に、傾斜に沿ってドミノ倒しのように伝播していた液晶分子の応答を、全ての液晶分子が同時に、均一に傾けられる「面配向」へ変えることに成功。従来比2倍の応答速度(4ms以下)を発揮し、俊敏な動きの映像にも強くなりました。

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液晶分子制御の革新

世界初・「全面への光配向」で高速応答化

液晶は、電圧をかけるなどの外部からの刺激を受け、分子の並び方が変化します。UV2A技術では、この分子の向きを制御する配向規制力を液晶分子の全面に与えることで、従来のリブやスリットによる線的な配向から、画期的な面的配向に進化。「従来の“ドミノ倒し的”な伝播応答に比べて2倍の4ms以下という俊敏な応答を可能にしました。
また、製造時に光配向膜へUV光を照射し、液晶分子を一定方向に保持させ、ガイドを傾かせることで、リブ・スリットレスのシンプル構造を実現しています。

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配向技術の革新

ナノテクからピコテクノロジーの領域へ

「UV2A技術」とは、液晶パネルの製造工程でUV(紫外線)を配光膜に精密に露光する、まったく新しい光配向プロセス技術です。UV光を露光した配光膜は、全ての液晶分子1つ1つに配向規制をかけることができるという理想的な制御を実現しました。それは、長さ2ナノメートル(1ナノメートル=10億分の1メートル)という極小の液晶分子を、ピコスケール(1ピコメートル=1兆分の1メートル)で精密かつ均一に操る「ピコテクノロジー」の世界。余分な周辺回路と製造工程を大幅に削減し、高光利用効率、高コントラスト、高速応答を一度に手に入れる画期的な技術です。

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