導入事例

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(独)防災科学技術研究所 防災システム研究センターさま

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タッチパネルで防災マップづくりも簡単に!
意見交換も一段と活発になりました
当研究センターでは、国や自治体のハザードマップ等をもとに、各地域・個人ごとに防災マップ等を作成できるWeb上のシステムを構築しています。このシステムの活用推進のため、公民館や小学校など地域と連携して、防災マップづくりのワークショップを各地で行っており、タッチパネル一体型ディスプレイが欠かせないツールとして活躍しています。
業種

研究機関

導入製品
  • タッチパネル一体型ディスプレイ
    ・PN-L601B×1台

2010年9月、各地で開催するワークショップで、地域住民や子どもたちと一緒になって防災マップづくりを行うツールとして導入。

導入先
(独)防災科学技術研究所 防災システム研究センターさま 茨城/つくば市

地震、津波、噴火、豪雨、地すべり、雪崩など、災害リスクに「知」で備えるため、災害リスク情報プラットフォーム研究プロジェクトが中心となり、Webを活用して自治体から個人まで様々な防災情報を相互共有するシステムの構築を目指されている。

こんなソリューションを実現しました。

導入前の課題

・以前はパソコンを1~2台使用して、防災マップづくりを行っていましたが、画面が小さく、議論や操作に参加できる人が限られていました。
・防災マップづくりには、子どもから年配の方まで参加されるため、パソコン上でのマウス操作に難しさを感じられる方も多くおられました。
・パソコン画面をプロジェクターで表示しても、鮮明さや輝度が足らず、地図の細かな部分や文字が見えにくいという課題がありました。

導入後の変化
  • タッチパネル一体型ディスプレイは、7~8人で囲んで見ることができ、誰でもタッチペン1本で操作できるので、意見交換が活発化しました。
  • タッチパネル方式なら、タッチペンや指を使って直感的に操作できるので、小さな子どもや年配の方でも、より楽しくご参加いただけています。
  • ディスプレイは高精細なので、地図の細かな部分や小さな文字までよく見えるうえ、明るい室内でも見やすいというメリットがあります。

お客様の声

導入の背景

ワークショップでの防災マップづくり。
パソコンでは画面が小さく、操作できる人もわずか…

地震、津波、噴火、豪雨、地すべり、雪崩などの自然災害に備え、当研究センターの災害リスク情報プラットフォーム研究プロジェクトでは、国や自治体が所有するハザードマップ等の相互運用、各地域・個人が発信する災害リスク情報の連携を目指し、Webを活用した情報共有システムの構築に取り組んでいます。
このWeb上のシステムを活用し、地域の災害対策や避難経路の確認等に役立てていただこうと、各地の公民館や小学校等と連携して、防災マップづくりのワークショップも開催してきました。ただ、パソコンを1~2台持ち込んでのマップづくりでは、画面を見られるのはせいぜい2~4人程度、意見交換に参加できる人数も限られてしまうなど、大きな課題がありました。

(独)防災科学技術研究所 防災システム研究センター 災害リスク情報プラットフォーム 研究プロジェクト リスク研究グループ長 長坂俊成さま

選ばれた理由

タッチパネルの操作性に感動!
高精細で、地図の細かな部分や文字もくっきり。

自治体総合フェアのシャープブースで、タッチパネル一体型ディスプレイを見かけ、試しに操作してみたところ、タッチに対する反応精度が高いことにまず感動しました。また、パソコンとつなげば、インターネットも、パソコン上のソフトウェアも、画面タッチだけで操作できることを知り、ワークショップでの防災マップづくりに最適なコミュニケーションツールだとひらめきました。
また、プロジェクターよりも高精細に表示でき、地図の細かな部分や小さな文字までよく見えるうえ、明るい室内でも見やすい点も決め手でした。

導入後の効果

小さな子どもからお年寄りの方まで簡単に使え、ワークショップでの意見交換が活発化しました。

防災マップづくりのワークショップでは、小さな子どもからお年寄りの方まで参加されるため、中にはパソコンのマウス操作を難しく感じられる方もおられました。タッチパネル一体型ディスプレイでは、直感的な操作で線が引けたり、地図をドラッグできるので、楽しみながらご参加いただいています。
みんなが参加できるおかげで、地域にどういう危険が潜んでおり、どういう対策や行動を取れば良いのか、意見交換も活発化しています。

航空写真をもとに、自治体のハザードマップを重ねたり、参加者同士で災害リスク情報を出し合って、オリジナルの防災マップを作成。子どもたちでも簡単に操作でき、小学校や親子教室でも大好評

今後の展望

4面マルチディスプレイの導入も検討中です。

タッチパネル一体型ディスプレイで表示している内容を、広い会場で、もっと多くの方に見ていただけるような方法を考えていたところ、超狭額縁4面マルチディスプレイの活用を提案していただきました。
いくつかのワークショップで試してみたところ、こちらも高精細で、離れた場所からでもよく見えるので、より一層、意見交換が活発になりました。スタッフ、参加者からも好評で、現在導入を検討している最中です。

大画面・高精細のディスプレイにより、細かな地図情報まで見やすく、タッチパネルでリアルタイム操作のプレゼンテーションもスムーズに

2010年9月制作

導入製品「BIG PAD」について

みんなで使える。用途が拡がる。「パブリックコンピューティング」の世界を提案。会議に、商談に、教育に。電子黒板の概念を超えるコミュニケーションツール。