導入事例

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山梨県立リニア見学センターさま

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横幅約5.3mの8面マルチにリニアの走行映像
スピード感あふれる大迫力映像で来館者を圧倒
業種

博物館・美術館

導入の目的

サービス向上、イメージアップ、業務効率化

導入製品
  • インフォメーションディスプレイ
    ・PN-V602(60V型)×8台
    ・PN-U553(55V型)×1台
    ・PN-U473(47V型)×1台
    ・PN-E421(42V型)×7台

2014年4月、新館のどきどきリニア館オープンに合わせ、8面マルチをはじめとするディスプレイ計17台を見学ツールとして導入。この他にもAQUOS 80V型2台、60V型1台を採用。

導入先
山梨県立リニア見学センターさま 山梨県/都留市

1997年、山梨リニア実験線の走行試験の開始に合わせて開館。超電導リニアやリニア中央新幹線の概要を各種展示物で紹介されているほか、走行試験日には実際に走るリニアを間近に見学できる。
どきどきリニア館(本物件)

こんなソリューションを実現しました。

導入前の課題

走行試験が行われない日に来館されたお客さまにも、少しでもリニアの走行シーンを見ていただけるよう映像展示を企画。時速500kmで走り抜ける様子を臨場感あふれる大迫力映像で伝えることができる最適な映像ツールを探していました。

導入後の変化
  • 横4面×縦2面の横長8面マルチにより、リニアのスピード感や迫力を伝えることができました。
  • 狭額縁のためディスプレイ間のつなぎ目が気にならず、一体感のある映像表示を実現。
  • 窓から陽光が差し込んでも映像を鮮明に表示。周囲の環境に左右されない輝度の高さにも満足。

お客様の声

導入の背景

走行試験が行われない日の来館者の皆さまにも大画面でリニアの走行シーンをご覧いただきたい。

当センターの一番の売り物はリニアの走行試験を間近にご覧いただけることですが、走行試験が行われない日もあり、来館者が残念に思われることもありました。そこで、どきどきリニア館(新館)の建設に際し、試験がない日でも、臨場感あふれる走行シーンをご覧いただけるように映像展示を企画。新館の目玉である時速581kmの世界記録を達成した試験車両の実物展示の頭上に、大画面ディスプレイ設置を決めました。

山梨県リニア交通局 リニア推進課(リニア推進担当) 副主査 安藤一さま

選ばれた理由

マルチディスプレイなら横長の画面も構成可能。
つなぎめが目立たない狭額縁や高輝度にも満足。

リニアが高速で走り抜けるシーンを映像で見せるには、通常の16:9の画面よりも、もっと左右に長い画面の方が良いと考えました。そこで、組み合わせにより自在に画面を構成できるマルチディスプレイに着目。60V型横4面×縦2面、32:9の8面マルチディスプレイの採用を決定しました。
シャープ製は狭額縁で画面のつなぎ目が目立たず、一体感のある映像が表示できること、陽光が差し込む明るい空間でも鮮やかに映像を表示できる高輝度にも満足できました。

世界最高速度を記録した試験車両MLX01-2の実物展示の頭上に設置された8面マルチディスプレイ

導入後の効果

幅約5.3mの8面マルチでリニア走行シーンを放映。
疾走するリニアのスピード感や迫力が来館者に好評。

放映するコンテンツも32:9の横長8面マルチを前提として作成しました。幅約5.3mの大画面の中をリニアが走り抜ける映像は通常の画面で見るよりもスピード感があり、迫力も満点です。当館以外の場所で撮影した走行映像も数多く放映しているため、実際の走行試験が行われている日でも来館者の注目度は高く、映像の撮影場所についてのお問い合わせをいただくなど、たいへん好評を博しています。

リニア開発の歴史も、ディスプレイを活用した映像展示でわかりやすくご紹介

今後の展望

2027年のリニア開業へ向けて展示を一層充実。
走行映像等のコンテンツも随時更新して参ります。

リニア中央新幹線は2027年の東京-名古屋間の開業を目指して計画が進んでいますが、それまでは山梨県でしかリニアの走行は見ることができません。今後もより多くの観光客にお越しいただけるよう当館の展示を一層充実させて参ります。
中でも映像展示は来館者の注目を集める重要な展示要素の一つです。コンテンツを随時更新して、より新しい走行シーンや各種情報をお届けしたいと思います。

走行試験の車両位置や速度などの情報も、ディスプレイでリアルタイムにインフォメーション

2015年2月制作

導入製品「ディスプレイ/デジタルサイネージ」について

さまざまなロケーションで、最大限の情報発信力を。マルチで、単体で、空間と調和する。シャープのディスプレイシリーズ。