導入事例

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業種
 

武蔵大学さま

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学内のコミュニケーション活性化のため、
マルチディスプレイを導入。情報共有の幅を広げました
最近、学園祭などイベントへの参加率が低下するなど、学内の一体感が失われつつありました。この問題を解決するため、学生間および学生と教職員間の「情報共有」によるコミュニケーションの活性化を図るべく、皆が集まる学生食堂に4面マルチディスプレイを導入しました。
業種

大学

導入製品
  • インフォメーションディスプレイ
    ・PN-E601/PN-E521

2009年8月、8号館にPN-E521を4台並列に設置。2010年3月には学生食堂にPN-E601を4台、2×2のマルチディスプレイとして導入された。

導入先
武蔵大学さま 東京/練馬区(江古田キャンパス)

1922年、わが国初の旧制武蔵高等学校が前身。1949年、学制改革により経済学部の専科大学として発足し、現在は3学部2研究科が設置されている。学生数約4500名。

こんなソリューションを実現しました。

導入前の課題

1.個人主義の風潮が強くなり、学生の主要行事への参加者が年々減少するなど、学内の一体感が失われつつありました。
2.オープンキャンパスなどイベントで訪れる外部の方に対する本学のアピールを、よりインパクトのあるものにしたいと考えていました。
3.100インチ程度の電子掲示板導入を考えましたが、高額な上に1コンテンツしか掲載できず、コストパフォーマンスの点で問題がありました。

導入後の変化
  • 多くの学生が集まる食堂に設置されたマルチビジョンに常時情報が流れることで、情報の共有化によるコミュニケーションの活性化が着実に進んでいます。
  • これまで使用していた大型のTVと比べ、迫力だけでなく情報発信力が、大幅にアップ。イベントに訪れた方々から好評をいただいています。
  • 60v型をマルチビジョン化することで、低コストで大画面表示を実現。また4コンテンツの同時表示も可能になり、利用方法が拡がりました。

お客様の声

導入の背景

学内の一体感を創出するために、情報の共有化が必要でした。

近年、白雉祭(学園祭)・学内運動競技大会など、学内イベントへの参加者がどんどん減っています。本来学生たちは、このような課外活動で、先輩や仲間との交流を図りながらキャリアを醸成していくべきものだと思いますが、その機会も減少しています。
本学の中期的な事業計画を立てる際に、そんな状況を払拭して学内コミュニケーションの活性化を図りたいと思いました。そこで、まずイベント参加率低下の大きな原因にもなっている、学生への情報発信不足を解消しようと考えました。しかし、これまでの貼付式の掲示板は、今の学生たちにはあまり効果がないようです。そこで大勢の人が集まる場所に電子掲示板を設置することを考えました。

武蔵大学 情報・メディア教育センター事務長 平瀬 紳一さま(左)
武蔵大学 学生支援センター事務部長 増田 隆彰さま(右)
※導入当時

選ばれた理由

2×2仕様のマルチディスプレイでは、境界となるフレームが細いことを重視しました。

学生ホールへの電子掲示板を設置するにあたり、設置場所の特性と利用目的に合わせて、大型ディスプレイとしての利用と、複数ディスプレイとしての利用を兼ねるため、2×2仕様のマルチディスプレイを計画しました。この際に問題になったのが、大型ディスプレイとして一面表示した場合の、フレームの太さによる違和感でした。今回導入したディスプレイのフレームの細さは、一面表示しても違和感がないことに大変満足しております。さらに、ディスプレイの場合、50v型以上になると急に高額になる印象がありましたが、60v型なのにリーズナブル。これは嬉しかったです。

違和感を感じさせない一面表示。

導入後の効果

健診の受診率がアップするなど、学生への情報発信に効果を発揮しています。

学生食堂のマルチディスプレイは、設置してから日が浅いものの、卒業式の謝恩会やOBを対象としたイベントの際に画像や情報を流したところ、大変好評でした。
普段は、4つのディスプレイをキャリア支援課、学生生活課、学生相談室、大学保健室が個別に担当して、必要な情報を随時流しています。多くの学生が訪れる学生食堂の大画面に、動きのある情報が常時流れているため、当然、伝達もれが減ります。実際、今年4月に健康診断の情報を流したところ、受診率は97.6%と非常に高く、その成果は確実にあらわれているようです。

学生食堂に設置された4面マルチディスプレイ。

今後の展望

ディスプレイをもっと楽しく、より有効に活用したい。

学内イベントの告知はもちろん、各種情報のインパクトを高めるためにも、今後はデザインをはじめコンテンツの充実化が必要であると考えています。将来的には校舎の改築などに合わせて、大型ディスプレイやマルチディスプレイを適材適所に配置して、情報伝達・共有をもっと楽しく、より有効なものにしたいと考えています。そのためにも、今回の電子掲示板の導入・運用は大きな意味がありました。

8号館の電子掲示板(2009年8月設置)では教務部による休講情報などを随時掲示。

2010年8月制作

導入製品「ディスプレイ/デジタルサイネージ」について

さまざまなロケーションで、最大限の情報発信力を。マルチで、単体で、空間と調和する。シャープのディスプレイシリーズ。