導入事例

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業種
 

富士市役所さま

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マルチ大画面で被災状況を詳細表示!
省エネ稼動で緊急時にもしっかり対応
業種

自治体

導入製品
  • インフォメーションディスプレイ
    ・PN-V601×6台
    ・PN-E601×1台
    ・PN-E521×1台

2011年2月に、市役所本庁舎に隣接する消防防災庁舎の3階・災害対策本部室に60v型6面マルチ、隣室の作戦指令室に52v型、及び5階会議室に60v型のディスプレイを導入。
販売:株式会社東海ビデオシステムさま

導入先
富士市役所さま 静岡/富士市

富士山の南に位置し、市西部を富士川が流れ、古くから製紙の街として栄えてきた。人口は約26万人で、浜松市・静岡市に次いで静岡県第3位。「富士のやぶ北茶」やヒノキなどの産品でも有名。

こんなソリューションを実現しました。

導入前の課題

以前のモニターは、約10年の使用で画質が落ち、画面サイズも小さかったため、緊急時の対応のあり方を判断する映像の精度を上げたいと考えていました。

導入後の変化
  • 緊急時は、被害箇所の細部確認のため4面を使って拡大表示し、正確な状況把握ができます。
  • 災害時でも非常用電源・100Vで稼動できる上、省エネなので長時間の使用が可能です。
  • 6面マルチなので、1面単位でメンテナンスでき、単一大画面モデルと比べて費用が軽減できます。

お客様の声

導入の背景

災害対策に万全を期し、現場をリアルに再現できるモニターを。

災害対策本部では、河川、海岸、富士山に国・市が設置している約50ヵ所の監視カメラからの映像を一括管理。リアルタイムで送られてくる映像に異常があれば即応できる体制を敷いています。これまでの65インチのリアプロジェクターと29インチのブラウン管TVモニター6台はアナログタイプで老朽化。NHKのニュース等を表示させることもあるので、地デジ移行も視野に入れ、画像の鮮明なデジタルモニターを導入したいと考えました。

富士市役所 総務部 防災危機管理課 主査 太田智久さま

選ばれた理由

狭額縁で鮮明なマルチ映像に感動。
メンテナンス費用の軽減も可能に。

当初は、100インチを超えるディスプレイを検討していたのですが、シャープの市ヶ谷ビル・ビジネスソリューションスタジオを見学し、境界を感じさせない狭額縁マルチディスプレイのダイナミックで鮮明な表現力に「これだ!」と思いました。4面マルチだけでも120v型相当の大画面が実現でき、6面なら、さらに別の情報も同時に表示できます。また、メンテナンスが必要な時も60v型1面単位で対応でき、費用も軽減できると考えました。

導入後の効果

拡大しても鮮明な画像。
災害時こそ省エネが威力を発揮!

緊急時には、隣室の作戦指令室との間のパネルを取り払い最大約70名が参集、各カメラポイントの様子、NHKのニュース等を切り換え表示しながら対策を練ります。この際、詳細を確認するために4面マルチで拡大表示しますが、最後方からでも、くっきりと細部までよく見えると職員に好評です。また、万一の災害時に電力供給が逼迫しても、庁舎の非常用電源・100Vで稼動できる上、省エネなので、長期戦になっても情報収集が継続できる安心感があります。

作戦指令室

今後の展望

テレビ会議の実施など、県・他自治体と蜜な連携が可能に。

今後は、県や他自治体との連携を図りながら、ディスプレイとインターネット回線を利用した情報交換システムの構築、テレビ会議の実施など、地域と住民を守る対策を積み重ねて、広域災害に備える体制づくりをめざします。

システム概念図

2011年4月制作

導入製品「ディスプレイ/デジタルサイネージ」について

さまざまなロケーションで、最大限の情報発信力を。マルチで、単体で、空間と調和する。シャープのディスプレイシリーズ。