導入事例

スマートハウスのご提案で他の分譲区画との差別化を目指しました。

当社が進めてきた登美ヶ丘地区開発の集大成となる総戸数410戸の「近鉄学研奈良登美ヶ丘住宅地」を計画するにあたり、コンセプトの一つにエコロジータウンを掲げ、街灯へのLED採用や分譲住宅全戸への電気自動車用コンセントの設置などを進めてきました。
このうち、第7期分譲区画の15邸については『スマート街区』と名付けて、クラウドHEMS、クラウド蓄電池、太陽光発電システムの3つのエネルギーソリューションを標準採用した家づくりを進め、他の分譲区画との差別化を目指しました。

クラウドでエネルギーを賢く管理できる。
メーカー保証の充実も大きな決め手に。

クラウド蓄電池なら天候などによって電力の「ためる」「使う」が自動制御ができることから、無理なく効率的にエネルギーが活用できる点が魅力でした。また、太陽光発電システムの15年保証や蓄電池システムの10年保証といったメーカー保証体制も大きな安心感につながりました。さらにインターネットを通じてシステムを見守るWebモニタリングサービスもあり、シャープ製に統一することで受けられるメリットが大きいと考え、採用に至りました。

電気代約半分のスマートハウスが完成。
停電時もキッチン周りは蓄電池から電力供給。

「創エネ」「蓄エネ」「省エネ」の3つのソリューションが実現し、電気代は一般家庭の約半分となる試算です。加えて、太陽光発電による余剰売電収入も見込め、電力コストが極めて低い住宅が完成しました。
また、ダイニングキッチン周りには別配線にしており、万一の停電時は、キッチン照明や冷蔵庫等はクラウド蓄電池から電力供給され、入居者さまの大きな安心感につながっています。

地域単位での電力利用量を把握しHEMSからAEMSへの展開も視野に。

東日本大震災以降、住宅購入検討者さまの省エネ意識も高まっています。今回分譲住宅しては初となるスマートハウスが完成し、当社のイメージアップにつなげたいと考えています。
またAEMS（エリアエネルギーマネジメントシステム）の展開を視野に、入居者には各戸の電力データを共有させていただくことを前提に購入いただき、将来的には地域全体での効率的なエネルギー活用を目指した宅地開発も検討したいと考えています。