複合機の地震対策

地震による被害をなるべく軽減させる”減災”のために、地震による複合機の転倒、移動を防止・軽減するための ソリューションをご紹介します。

複合機の地震対策

地震発生時のいろいろなケースを想定して耐震対策をしておくことが求められていますが、複合機はどう備えたらよいでしょうか。家具や什器類の転倒・移動により負傷する人も少なくありません。 普段は動かない複合機も、地震による強い揺れがあった場合、動いたり、倒れたりして、周囲にいる人や物に被害を及ぼしたり、避難経路を塞いでしまい二次被害につながったりする可能性があります。

  • 地震でオフィスが散乱。複合機も倒れて・・・

  • 地震の揺れで、複合機が動いてきた!!

地震が起こる前の平常時にこそ、被害をなるべく減らす・軽くするための対策を行うことが重要です。 複合機に関しての”減災”のための対策をご紹介いたします。

地震対策

アジャスターで固定する

複合機に備え付けてあるアジャスタ―(すべりどめ)は、必ずすべての個所(給紙デスクの場合は4か所)を床面に固定してください。下図のようにアジャスタ―は床面に確実に接するまでロック方向に回して固定します。

オフィスの模様替えなどで機器を少し移動させるような場合には、アジャスターを解除方向に回して、床面から離したうえ、移動させてください。(移動後は、アジャスターを元どおりロックして、機器が移動しないように固定してください。)

  • 壁に近い場所では
    • 機器の周辺は、ゆとりをもって操作のできるスペースをとってください。通風のためにも必要です。
    • 壁などから右図の寸法程度離して設置してください。 右図は、周辺装置のサドルフィニッシャーや大容量給紙トレイを装着していない場合の寸法です。

耐震ストッパーをつける

タイルカーペットやPタイル(プラスチックタイル)の上に設置されている、壁から遠くに離れた複合機は、複合機専用の耐震ストッパー「キャスト・イット」を付けることができます。複合機のキャスター部分に取り付けると、地震による揺れが発生した際、キャスターに適度なブレーキがかかり、転倒・移動を抑制することができます。工具や接着テープ等は必要ないため、メンテナンスや配置換えなどの移動時は着脱可能で便利です。

  • 複合機専用の耐震ストッパー「キャスト・イット」
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    複合機のキャスターを取り囲むように置いてフックを装着します。

  • 装着した様子

    外観を損なわないため、店舗内など外観を気にされる場所でもご利用いただけます。

タイルカーペットとPタイルの両方のタイプをご用意しておりますので、オフィスの環境に合わせてご利用いただけます。

  • タイルカーペットの上

  • Pタイル(プラスチックタイル)の上