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シャープ メガソーラーソリューション ポイント1 最大効率化されたシステム設計

シャープでは、50年以上の事業経験で得たノウハウと実際のデータに基き、
環境・条件に合わせたモジュール特性の最大活用と、システム全体の最適化設計を行っています。

一般的に、ソーラー発電所建設では、たとえ同規模であっても使用するモジュールの枚数は気候の寒暖によって変わってきます。暑い地域では基準となる枚数よりもモジュールを増やす必要がありますし、逆に寒い地域では基準よりも少ない枚数で、条件を満たす発電量を得ることができる場合があります。さらに「温度」だけではなく、「光の入射角」「強さ」「時間帯による光の量・質の変化」「土地の高低差や傾斜」など、その土地のさまざまな環境や条件に、ソーラーモジュールの発電量は影響を受けるのです。

また、モジュール単体だけでなく、メガソーラーを構成する「接続箱」や「インバータ」をはじめとする膨大な数の関連機器・設備の設置位置と、「使用する電気ケーブル長」の電気ロスなどについて、いかに設計を最適化するかが、巨大な発電所システムを最大限効率的に実現する上で重要になってきます。
タイメガソーラーでは、ソーラーモジュールを約56万枚使用していますが、それ以外にも関連機器は

  • モジュール接続箱:1,980面、
  • モジュール並列数:2万並列、
  • 電気ケーブル総延長:1,400km

にのぼります。

例えば、モジュールを並列で接続している2万ヶ所で、それぞれの間隔をさらに10cmずつ離して設計するだけで、全体で2kmもケーブルが長くなります。

これはすなわち、それだけケーブルの電気抵抗(電気ロス)が発生するということなので、システム全体での発電量は減ることになります。しかし反対に、使用するケーブルを短くしようとしてモジュール同士を近づけすぎると、モジュールの影が別のモジュールに影響し、モジュール単位での発電量が減り、結果的にシステム全体での発電量は落ちてしまうのです。

このような課題にも、シャープは緻密で最適なソリューションを通して、システム全体の効率化と品質の両立を実現しているのです。

50年以上にわたるソーラー事業の豊富な実績と経験によって蓄積されたデータやノウハウで、システム設計にトータルで最適なソリューションを提供する。
それが「シャープのメガソーラーソリューション」です。

© SHARP CORPORATION

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