信頼と実績のシャープ
「無限にある太陽の光で電気を起こすことを工夫すれば、人類にどれだけ寄与するか、はかりしれないものがある。」
創業者 早川徳次の言葉を原点とし、1959年に始まった、シャープの太陽電池開発。いまでは確固たる品質により、国内や海外、灯台から人工衛星などの過酷な環境下まで、幅広く採用されています。これからも多様なニーズにお応えし、新しいエネルギーとの関わり方を提案する、エネルギーソリューションをご提供します。
- ※12016年3月現在。 ※2ND-195CA換算。
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日経アーキテクチュア ランキング1位(11回目)
未来の地球やエネルギーのこと、半世紀前から考え続けてきました。
「電気を消費するモノをつくるメーカーの責任として、いつか電気そのものをつくる存在になりたい」。この決意のもと、シャープは1959年から太陽光発電に取り組んできました。住宅用だけではなく、灯台や人工衛星などの過酷な条件下で、また最近では、世界中のメガソーラー発電所などさまざまな領域で活躍しています。これは、まさに半世紀にわたる太陽電池の取り組みが世界中で認められ拡大してきた証拠。しかし、環境問題やエネルギー事情からすればまだ充分ではありません。シャープの歩みはさらに加速しています。
過酷な自然条件に対応できる長期信頼性を確保
IEC規格やJIS規格よりも厳しい、シャープ独自の基準でさまざまな品質試験を実施。50年以上蓄積してきた太陽電池事業の知見を製品評価に活かすことで、梅雨や夏の高温多湿、台風、積雪・霜、潮風などの過酷な状況を経ても長期間安心して使用できる品質を確保しています。
品質試験の一例
大規模太陽光発電事業に本格参入
2012年、シャープはタイ・バンコク北方のロッブリ県に73MWの太陽光発電所を建設。約半世紀にわたる太陽電池の経験と技術の粋を結集し、システム設計から建設、メンテナンスに到るまでの一括契約体制で請け負いました。この経験を礎とし、ソーラー事業を通じた社会へのさらなる貢献を目指して、国内でも大規模ソーラー分野に参入。パートナー企業と共同出資する発電事業会社から委託を受け、2013年3月1日に商業運転を開始したシャープ多奈川太陽光発電所をはじめ、全国各地で太陽光発電所を建設しています。こうした取り組みによって、サプライヤーおよび施工会社という従来の枠を超え、発電事業者の視点からもプロジェクト全体をチェック。より多くのノウハウを培い、商品やサービスの開発にフィードバックすることで、お客様によりご満足いただける太陽光発電システムをお届けしています。
太陽光発電に対する取り組みが、世界から高い評価
電気・電子・情報分野における世界最大の学会IEEE※4より、当社の太陽電池の取り組みが評価され、「IEEEマイルストーン※5」に認定されました。
これは電気・電子・情報・通信分野における技術革新の中で、工学上のユニークなソリューションを構築するとともに、地域社会や産業の発展に貢献し、かつ開発完了から25年以上経過していることが認定の要件となります。
今回の認定は、1959年から1983年にかけての 灯台用・宇宙用から住宅用に至る当社の太陽電池の商業化と産業化への取り組みが高く評価されたものです。
2005年の「電卓の先駆的開発(1964年~1973年)」に続いて、当社にとって2度目の認定となり、日本では14件目となります。
- ※4IEEE(正式名称:The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)アメリカに本部のある世界最大の電気・電子技術者による非営利団体組織(学会)。
- ※5IEEEマイルストーンIEEEが電気・電子・情報・通信の関連分野において達成された画期的なイノベーションの中で、社会や産業の発展に貢献したと認定される歴史的偉業を表彰する制度。