ホーム >  シャープについて >  会社情報 >  受賞・表彰 >  第43回 放送文化基金賞(個人・グループ部門の放送技術分野)をNHKと共同受賞

会社情報

受賞・表彰

「スーパーハイビジョン(8K)試験放送用高度BSデジタル受信機の開発」について
第43回 放送文化基金賞(個人・グループ部門の放送技術分野)をNHKと共同受賞



▲共同受賞したNHK関係者との記念撮影
(左から) NHK 増原 一衛 氏、NHK 原 哲 氏 、当社 研究開発事業本部 通信・映像技術研究所 副統轄部長 吉田 育弘
NHK 瀧澤 和史 氏、NHK 三谷 公二 氏

当社は、公益財団法人 放送文化基金※1が主催する「第43回放送文化基金賞」を、個人・グループ部門の放送技術分野において日本放送協会(NHK)と共同受賞しました。同賞は、「スーパーハイビジョン(8K)試験放送用高度BSデジタル受信機の開発」に対し授与されたものです。

「放送文化基金賞」は、優れたテレビ、ラジオ番組および、放送文化、放送技術の分野で成果をあげた個人・グループに毎年贈られる賞で、多くの応募のうち、今年は277件が審査対象となり、30件余りが受賞しました。

7月4日、ホテルオークラ東京(東京都港区虎ノ門)で開催された贈呈式には、開発を担当した 研究開発事業本部 通信・映像技術研究所 副統轄部長 吉田 育弘 が当社を代表して出席しました。

当社は、NHKより多くの協力や助言を得ながら、2016年5月に世界で初めて8K放送に対応する専用受信機を開発しました。2016年8月に開始された8K試験放送の全国各地での受信公開に中心的に寄与したこと、さらに2018年に開始予定の実用放送に向けた受信機の小型化・省力化に貢献するHEVCデコーダー※2のLSI化に成功したことなどが高く評価され、今回の共同受賞に至りました。

▲受賞グループ紹介スライド

▲開発した受信機の紹介スライド

※1
広く放送文化の発展に寄与することを目的として、1974年に設立された民間の財団。放送に関する調査・研究や事業に対する助成、優れた放送番組や放送文化・放送技術における業績の表彰、制作者フォーラムの開催など人材育成の支援を主な活動としている。(公益財団法人放送文化基金ホームページより抜粋)
※2
HEVC(High Efficiency Video Coding)は、4K、8K映像を圧縮伸張する最新の国際標準技術。現在のデジタル放送で使われているMPEG-2の4倍の圧縮性能がある。今回、HEVCで圧縮して符号化した8K画像データを復号化して元に戻すまでの処理をLSI化した。

Page top