使用済み商品のリサイクルの推進
シャープは、「最終処分率ゼロをめざしたリサイクル率の向上」「リサイクルコスト低減につながるリサイクルシステムの高効率化」「リサイクル技術の開発と商品設計への反映」という3つの方針のもとに、使用済み商品のリサイクルを進めています。
家電4品目(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機)のリサイクルを推進
当社は、家電リサイクルBグループ※1の一員として、全国18カ所のプラントで高効率リサイクルシステムを構築・運用しています。
2012年度の当社家電4品目の引取台数は約140万台(前年度比約61%)となり前年度を大きく下回りました。これは、2011年3月末のエコポイント制度終了や、同年7月の地上デジタル放送への移行完了に伴い、買い替え特需が終了したことによるもので、ブラウン管テレビの引取台数は前年度比約27%となりました。なお、家電リサイクル法で求められている再商品化率については、4品目とも法定基準を上回りました。
※1 当社、ソニー、日立アプライアンス、富士通ゼネラル、三菱電機などで構成。
当社の家電4品目の再商品化等実施状況(2012年度)
| 単位 | エアコン | ブラウン管 テレビ |
薄型 テレビ |
冷蔵庫・ 冷凍庫 |
洗濯機・ 乾燥機 |
合計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 指定引取場所での引取台数 | 千台 | 197 | 305 | 171 | 374 | 346 | 1,393 |
| 再商品化等処理台数 | 千台 | 198 | 328 | 171 | 374 | 351 | 1,422 |
| 再商品化等処理重量 | t | 8,150 | 8,601 | 3,269 | 23,702 | 12,290 | 56,012 |
| 再商品化重量 | t | 7,655 | 7,050 | 2,928 | 19,300 | 11,441 | 48,374 |
| 再商品化率 | % | 93 | 81 | 89 | 81 | 93 | ー |
| 法定再商品化率 | % | 70 | 55 | 50 | 60 | 65 | ー |
全米でテレビを中心に製品のリサイクルを推進(米国 SEC)
米国では、生産・販売会社SEC(ニュージャージー)が、パナソニック・ノース・アメリカ、東芝アメリカ家電社と共同で家電リサイクル管理会社MRM※2を2007年9月に設立し、テレビを中心にAV機器のリサイクルを行っています。この取り組みを全米に拡大しており、使用済み家電の回収拠点は約1,800カ所に増加しています。さらに回収イベントの開催など、さまざまな施策を自主的に展開するとともに、各州で定められた法規制への適切な対応を図ることで、2012年度は5,349tの使用済み家電をリサイクルしました。
※2 Electronic Manufacturers Recycling Management Company, LLC
複写機・複合機のリユース・リサイクルを推進
自社流通ルートおよび業界共同ルートで回収した使用済み複写機・複合機のリユース・リサイクルを進めています。2012年度は約3万台を回収し、リユースまたはリサイクルを行いました。また、使用済みのトナーカートリッジを回収し、新品同等の品質に再生して出荷する取り組みを進めており、カートリッジの設計段階から配慮をすることで、耐久性を確保するとともに、再生時の加工時間を短縮しています。
今後も、複写機・複合機およびトナーカートリッジのリユース・リサイクルを進めていきます。











