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環境面の目標と実績

シャープは「エコ・ポジティブ戦略」のもと、企業活動のすべてにおいて環境に配慮するだけでなく、環境に対してプラスの効果を創出すべく各分野に重点取り組みテーマを設定し、推進してきました。
2012年度の目標に対する実績と今後の重点目標についてご紹介します。

2012年度の取り組み実績に関する総括

 2012年度は2年連続で大幅な赤字を計上するなど、厳しい経営実績となりました。
工場の操業においても、生産活動の低下を余儀なくされた結果、環境負荷低減に向けた取り組みでは、温暖化ガス排出量および廃棄物排出量を基準年度比で大幅に抑制できたものの、生産活動における環境効率を表す指標である生産高原単位は悪化しました。

 一方、商品とデバイスの環境性能強化においては、液晶テレビやスマートフォンをはじめ各商品の環境配慮性を高める取り組みが進んだこと、デバイスについてもスマートフォン向けの液晶やカメラモジュールの省エネ・省資源化が進んだことなどから、全ての指標で目標を達成しました。

 2013年度以降は、新たな環境方針「環境共有価値(Green Shared Value)の拡大」に基づき、サプライチェーン全体での環境負荷低減を意識した目標設定を進めるとともに、従来から取り組んできた重点目標についても対象範囲や指標を見直すことで、「環境共有価値の拡大」に資する施策を推進していきます。

2012年度の目標と実績

自己評価 ◎:目標以上に達成 ◯:目標通り達成 △:達成率80%以上 X:達成率80%未満

分 野 重点取り組みテーマ 2012年度の目標 自己評価 2012年度の実績
テクノロジー 3R技術の開発
● プラスチックの自己循環型マテリアルリサイクルの拡大
・再生プラスチックの新製品への投入量1,800t
・投入量1,500t
● 廃液晶パネルのリサイクル技術開発
● 廃液晶パネルからのゼオライト合成基礎技術開発
ビジネス 商品とデバイスの環境性能強化
● スーパーグリーンプロダクト(国内)
・売上高構成比50%
・売上高構成比58%
● アドバンストグリーンプロダクト(国内)
・売上高構成比80%
・売上高構成比86%
● スーパーグリーンデバイス
・売上高構成比30%
・売上高構成比66%
● グリーンデバイス
・売上高構成比95%
・売上高構成比98%
使用済み商品のリサイクル推進
● リサイクル回収部材・材料の高付加価値化
● 冷蔵庫廃ウレタンを還元剤として利用化
● 液晶テレビ導光板材質の簡易識別手法を確立
オペレーション 工場とオフィスの環境配慮性強化
● シャープ(株)11工場でSGFUランクS
● シャープ(株)10工場でSGFUランクS
● シャープグループ国内4工場(連結子会社)でSGFUランクB以上
● シャープグループ国内3工場でSGFUランクB以上
● 海外15工場(連結子会社)でSGFUランクB以上
● 海外15工場でSGFUランクA以上
● エコ・ベスト・プラクティス・フォーラム※1の開催
・海外各地域で年2回以上開催
・海外各地域で年平均2回以上開催
(欧州、米州、アジア[各1回]、中国[7回])
● オフィスの環境配慮性を高める取り組みに基準を設け、「評価・認定」する取り組みから、オフィス間の「情報共有と相互学習」を重視した取り組みに移行
● 「グリーンオフィスガイドライン」の発行
● 海外の地域単位で「グリーンオフィス学習会」を開催
● 各拠点間での「相互学習」に移行
● 海外6拠点を対象に、環境データ収集・集計システムの刷新についての研修会を3回実施
温暖化ガスの排出抑制
● シャープ(株)10工場※2の生産に伴うCO2排出量
・2007年度の実績以下に抑制
・BAU比3%削減
・2007年度比29%削減
・BAU比4.5%削減
● シャープ(株)全11工場の生産に伴うCO2排出量の実質生産高原単位
・1990年度比35%削減
(2008〜2012年度平均)
・1990度比37.9%削減
● 海外工場のCO2排出量の生産高原単位
・前年度比2%削減
X
・前年度比4.7%増加
廃棄物の排出抑制と再資源化
● シャープ(株)10工場※2の廃棄物排出量
・2007年度の実績以下に抑制
・BAU比6%削減
・2007年度比76.5%削減
・BAU比14.9%削減
● 海外工場の廃棄物等排出量の生産高原単位
・前年度比2%削減
X
・前年度比9.4%増加
物流に伴うCO2削減
● 国内シャープグループのCO2排出量原単位
・直近5年間(2008〜2012年度)で年平均1%削減
・直近5年間で年平均3%削減
生物多様性保全 生物多様性保全への貢献
● 「シャープ生物多様性イニシアチブ」の展開
・「シャープ生物多様性イニシアチブ」で定めた進捗率を前年度比5ポイント向上
・進捗管理ツールで定めたAランク※3を対象拠点の70%以上が達成
・「シャープ生物多様性イニシアチブ」に基づき、各拠点の特長を活かした取り組みの定着を確認。

※1 各工場の先進的な環境取り組み事例の水平展開や共通の課題解決を目的とした相互学習会。

※2 2007年度実績との比較を行うため、2007年度時点で稼働していなかった堺工場を除く10工場

※3 2009年度の全拠点平均進捗率を2割以上上回る水準。

2013年度以降の重点目標

分 野 重点取り組みテーマ 2013年度の目標 2015年度の目標
環境技術の開発 3R技術の開発
● 再生プラスチックの対象素材拡大
(PC+ABS※4リサイクル材の実用化)
● 高付加価値再生材料の基礎技術開発
● 廃液晶パネルからのゼオライト合成実用化技術開発
● ゼオライトによる水質浄化性能の検証
環境に配慮した商品・デバイスの創出 商品とデバイスの環境性能強化
● スーパーグリーンプロダクト(国内)
・各商品カテゴリーの認定機種数:3機種以上
・各商品カテゴリーの認定機種数:5機種以上
● グリーンデバイス
・売上高構成比:95%
・新規に開発するデバイスを全てグリーンデバイスに
環境に配慮した事業活動 温暖化ガスの排出抑制
● 国内:エネルギー消費量原単位
・年平均1%以上改善
(2009〜2013年度平均)
・年平均1%以上改善
(2011〜2015年度平均)
● 海外:エネルギー消費量原単位
・2012年度比で改善
・2014年度比で改善
環境に配慮した物流 モーダルシフトの推進
陸揚げ港の最適化
● CO2排出量原単位
・年平均1%以上改善
(2009〜2013年度平均)
・年平均1%以上改善
(2011〜2015年度平均)
リサイクル 使用済み商品のリサイクル推進
● リサイクルコスト低減に向けた取り組み強化
● 使用済み液晶テレビリサイクルの高効率化
(回収台数増加への対応)
● 使用済みソーラーパネルの「回収」スキーム案の策定
● 使用済みソーラーパネルの「リサイクル」スキーム案の策定

※4 ポリカーボネートとアクリロニトリル・ブタジエン・スチレンのアロイ材(複数のポリマーを混合することで、新しい特性を持たせた高分子)

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