生物多様性保全への取り組み
「シャープグループ生物多様性の保全と持続可能な利用に関する方針」のもと、事業活動と社会貢献活動を融合したハイブリッド型アプローチで、生物多様性保全に貢献する取り組みをグローバルに展開しています。
事業活動と社会貢献活動を通じた生物多様性保全
近年、地球環境の悪化に伴って生物種の絶滅速度が増しており、生態系への影響が懸念されています。シャープは事業活動のさまざまな場面で生物多様性に影響を与え、また生態系サービスの恩恵を受けていることから、生物多様性の保全活動と持続可能な利用を推進しています。
「シャープグループ生物多様性の保全と持続可能な利用に関する方針」に基づき、2009年11月に事業活動と社会貢献活動の両面についての具体的な推進施策をまとめた「シャープ生物多様性イニシアチブ」を策定しました。2012年度もイニシアチブに基づいた施策を進めるとともに、各拠点の特長を活かした取り組みを展開するなど、継続的に推進しています。
シャープグループ生物多様性の保全と持続可能な利用に関する方針
1. 推進にあたっての基本的な考え方
全社方針に基づき、生物多様性の保全と持続可能な利用に配慮した事業活動と社会貢献活動に取り組む。
2. 生物多様性との関わりの把握
事業活動において、生物多様性との関わり(恵みと影響)を把握する。
3. 生物多様性への影響の低減
事業活動に伴う生物多様性の保全と持続可能な利用に関わる影響レベルを踏まえ、その影響の低減に努める。
4. 推進体制
環境保全及び社会貢献に関する活動を推進する部門が主管部門となり、全社での取り組みを推進する。
取り組み事例
工場の敷地内にエコスポット(ビオトープ)を整備(亀山工場)
亀山工場(三重県亀山市)では、2010年度から工場敷地内の一角に豊かな生態系を再現するエコスポット(ビオトープ)の整備を進めています。造成した人工池に、工場周辺の小川に生息する小魚を放流して飼育したり、従業員が育てたドングリの苗を植えるなど、地域の生物や植物が生育できる環境づくりを進めるほか、遊歩道を設置して従業員の憩いの場としても活用しています。2012年度には、亀山市の花「花しょうぶ」を従業員の手で植えました。
ウミガメの産卵保護活動を実施(マレーシア SOEM)
マレーシアの生産会社SOEM(ケダ)は、シャープ創業100周年を記念して、4月にウミガメの保護活動を実施しました。
従業員80名が海岸の砂地にウミガメの産卵を守る常緑低木「クサトベラ」を植えたほか、ウミガメが産み落とした卵を安全な場所に埋め戻す作業を行いました。
そして2ヶ月後にはウミガメの孵化に立ち会い、生まれたばかりのウミガメおよそ100匹が海に帰るのを見守りました。











