環境マネジメントシステムの推進
シャープは、環境経営の強化と従業員の環境意識の向上を目的に、1995年から工場やオフィスへの環境マネジメントシステム(ISO14001)の運用を進めています。
環境マネジメントシステムの規定や推進体制については、工場、オフィスなどそれぞれの特性に合わせて、より効果的な運用を図るため、見直しや再構築に取り組んでいます。
工場における取り組み

シャープは国内外の全工場で環境マネジメントシステムを導入し、定期的な監査や教育によりシステムを維持し、環境経営の向上に役立てています。
さらに、「公害防止」「廃棄物削減」「温暖化防止」といった環境の視点に「操業安全」の視点を加えた、独自の「環境安全業務監査」を行っています。この取り組みでは、各工場の環境業務担当者が工場間で相互に監査を行い、互いの工場の課題解決に向けた意見交換を行うことにより、監査と同時に業務のスキルアップを図ることを目的としています。
2012年度はこの監査を国内で計13回実施しました。海外では、当社の主要な工場がある中国において、中国統轄会社による監査を実施しました。
今後は、この取り組みを海外の工場で更に拡大していきます。
オフィスにおける取り組み
販売会社やサービス会社等のオフィスでは、複数の会社や部門が共同で環境マネジメントシステムを構築し、省エネや廃棄物の削減等の活動に取り組んでいます。
2012年度は、国内外の各拠点からエネルギーや廃棄物等の実績データを収集・集計するシステムを刷新し、各拠点の推進担当者を対象に研修を実施しました。今後はシステムの運用・定着化を進め、より迅速な実績把握と情報の共有化を図り、環境経営の効率化に活用していきます。
環境教育の推進
環境マネジメントシステムを推進するリーダーの育成を目的として、各部門の環境推進リーダーや環境担当者を対象に内部監査員教育等を全社で推進しています。この他、各工場やオフィスにおいても、環境関連業務の担当者を対象とした専門研修や一般従業員を対象とした環境基礎研修など、木目細かな教育を実施しています。
取り組み事例
「出前講座」による環境教育を実施(三重工場)
三重工場(三重県多気郡)では、環境推進部門の担当者が工場内の各職場で環境教育を行っています。
2012年度は「地球温暖化」「生物多様性」「地元で過去に起こった公害問題」など、様々なテーマで計62回の講座を行いました。
専門的な環境教育を実施(インドネシアSSI)
インドネシアの生産会社SSI(カラワン)は従業員の専門知識やスキルの向上を図っています。
2012年度は廃棄物研修を計8回(計91名が受講)、化学物質研修を計8回(計97名が受講)実施し、生産工程から発生する廃棄物の適正処理や化学物質の適正管理について現場で働く従業員の知識を深めました。
法令違反、事故等の有無
2012年度は、環境関連の法令違反による訴訟・罰金・科料及び環境関連の重大な事故の発生はありませんでした。











