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温暖化ガスの排出抑制

シャープは、事業活動に伴う温暖化ガスの排出抑制に取り組んでいます。コ・ジェネレーションシステムや各種省エネ設備の導入、太陽光発電システムの設置や工場・オフィスでの木目細かい省エネ活動によってCO2の排出を抑制する一方、PFC等※1の温暖化ガスについては、温暖化係数の低いガスへの代替や除害設備の設置・運用などにより、排出量の削減に努めています。

※1 HFC類、PFC類、六フッ化硫黄、三フッ化窒素、HCFC類

シャープグループの温暖化ガス排出量を抑制

2012年度のシャープグループ全体の温暖化ガス排出量は、電力のCO2排出係数悪化の影響により、国内CO2排出量が増加したものの、海外およびPFCを含むグループの温暖化ガス排出量は前年度比6.2%減となりました(グラフ1)。

 また、シャープ(株)10工場※2の生産に伴うCO2排出量を「2007年度の実績以下に抑制」「BAU※3比3%削減」という目標に対し、CO2排出量は2007年度比29%減(グラフ2)、BAU比4.5%減となりました(グラフ3)。これは生産量減少の影響もありますが、ユーティリティ設備や生産設備などあらゆる設備に踏み込んで取り組みを継続・強化したことによるものです。また、シャープ(株)全11工場の実質生産高原単位※4を「2008〜2012年度の5年間平均で1990年度比35%削減」という目標を掲げて生産効率の改善に取り組んできた結果、5年間平均で37.9%減と目標を達成することができました(表4)。

 海外工場では、CO2排出量が前年度比5.4%減となりましたが、生産高原単位※5は前年度比4.7%の増加となりました(表5)。生産高原単位の増加は、製品価格の下落や市況悪化により生産高が減少したことによるものです。

 今後も省エネ施策の推進に加え、PFC等の適正処理などを徹底することにより、温暖化ガスの排出抑制を進めます。また、海外においても、国内で培ったノウハウを展開することで削減を進めます。

※2 2007年度実績との比較を行うため、2007年度時点で稼働していなかった堺工場を除く10工場
※3 Business As Usualの略。削減施策を実施しなければ排出されたと想定される排出量。
※4 実質生産高原単位(t-CO2/億円)=CO2排出量(t-CO2)÷[生産高(億円)÷日銀による国内企業物価指数:0.385]
※5 生産高原単位(t-CO2/億円)=CO2排出量(t-CO2)÷生産高(億円)

1.シャープグループの全温室効果ガス排出量の推移 2.シャープ(株)10工場の生産に伴う
CO2排出量の推移

・グリーン電力証書購入分を考慮しない場合のグループ全体の全温暖化ガス排出量は
1,329千t-CO2、海外工場CO2排出量は265千t-CO2、国内・海外オフィスCO2排出量は31千t-CO2

・使用した係数(電気):環境パフォーマンス指標算定基準

3.シャープ(株)10工場における2012年度CO2排出量のBAU比削減率 4.シャープ(株)全11工場の生産に伴うCO2排出量の実質生産高原単位 5.海外工場のCO2排出量の生産高原単位

自家発電を推進

 太陽光発電システムやコ・ジェネレーションシステムを導入し、電力の安定供給とCO2排出量の削減を進めています(表6)。

6.自家発電量

取り組み事例
クリーンルームの空調機器を天候に合わせて効率的に運転(シャープ米子)

 シャープ米子(株)(鳥取県米子市)では、液晶パネルの製造工程におけるクリーンルーム内の温度・湿度を一定に保つため、大小合わせて5台の冷凍機を使用しています。

 従来は、当日の天気から担当者が経験に基づく判断で運転台数を調整していましたが、より最適な運転をめざし、過去の気象条件とその際の運転台数を分析してデータベース化し、温度・湿度の調整が各冷凍機に及ぼす負荷を指数化することで、冷凍機の最適な運転条件を判断するツールを作成しました。このツールと当日の天気予報をもとに、早期にかつ合理的に運転台数を制御することで、年間約280t-CO2のCO2排出量を削減するとともに、ピーク時の消費電力量を抑制することが可能になりました。

 その他、工場内で使用するコンプレッサーの圧力設定を最適な値まで下げるなど、消費電力の多い機器の使用方法を見直すことで、年間約554t-CO2のCO2排出量を削減しました。

冷凍機,冷凍機の運転状況を確認

取り組み事例
工場の照明設備のLED化を推進(中国 SSEC)

 シャープグループでは、工場やオフィスでのLED照明の導入をグローバルに拡大しています。中国の生産会社SSEC(上海)では、2011年度に事務所の蛍光灯約1,200本をLEDに切り替えたことに続き、2012年度には工場の生産ラインの設備照明7,500本と敷地内の照明灯約70基をLEDに切り替えました。

 その結果、年間100t-CO2以上のCO2排出量を削減するとともに、上海市政府が主催する省エネルギー優秀事例表彰において、優秀組織賞を受賞しました。2013年度は、工場の天井照明の切り替えを推進します。

生産ラインにLED照明を導入,省エネルギー優秀事例表彰で優秀組織賞を受賞

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