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物流・包装における環境負荷低減

物流における環境負荷低減をめざし、業務委託先の運送会社と協力して輸送手段や輸送ルート、積載方法などの改善に取り組んでいます。また、包装材料の削減などの省資源化にも取り組んでいます。

国内物流における環境負荷低減

鉄道と船舶による輸送量の推移

 シャープは、省エネ法で求められる「CO2排出量原単位の年平均1%以上削減」を遵守するとともに、環境負荷と物流コストの継続的削減に向けて、輸送効率の改善やモーダルシフトなどの取り組みを、国内のシャープグループ全体で展開しています。

  2012年度の国内のシャープグループ全体の貨物輸送に伴うCO2排出量は29千t-CO2(前年度比21%減)となりました。また、輸送量あたりのCO2排出量は0.2t-CO2/千トンキロで、直近の5年間で年平均3%の削減となりました。

  環境負荷低減に向けた取り組みとして、商品の輸送手段を、トラックから鉄道や船舶など環境負荷の低い手段に切り替えるモーダルシフトを継続的に進めています。2012年度は前年に比べ、鉄道や船舶による輸送量は減少しましたが、国土交通省ならびに社団法人鉄道貨物協会が制定する「エコレールマーク※1」取り組み企業としての認定を継続取得しました。

※1 鉄道貨物輸送を一定以上利用している商品または企業に対して「エコレールマーク」の認定を行い、マークの表示によって消費者に判断基準を提供する制度。

取り組み事例

優良事業者表彰を受賞

グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰を受賞

 シャープの九州地区における販売店向け商品の共同配送の取り組みが、「平成24年度グリーン物流パートナーシップ会議※2」において、三井倉庫ロジスティクス株式会社、株式会社富士通パーソナルズとともに、「グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰(国土交通省政策統括官表彰)」を受賞しました。複数の企業が行っている個別配送を共同化し、荷物を積合わせすることで、輸送効率の向上と配送コストの削減を図るとともに、地球温暖化対策に顕著な功績があったとして、認められたものです。

※2 日本ロジスティクスシステム協会、経済産業省、国土交通省等が主催し、物流分野のCO2排出量削減に向けた荷主企業と物流事業者の連携を支援する取り組み。

輸送形態の見直しによる輸送効率の改善

 コンビニエンスストア向けデジタル複合機の輸送形態を、これまでの「本体部」と「カセットデスク部」の個別包装から、工場であらかじめ一体梱包し、出荷する方式に変更しました。その結果、梱包容量が小さくなったことでトラックの積載効率を約3割改善するとともに、包装材の使用量も約3割削減できました。

 また、国内数カ所に設置する中間拠点で商品を開梱し、各店舗に納品することで、包装材を効率的に回収するなど、100%リサイクルに貢献しています。

従来方式,一体化方式

海外の物流における環境負荷低減

 シャープは、国際間輸送や海外での域内輸送に伴うCO2排出量を削減する取り組みを進めています。モーダルシフト推進による航空輸送の削減や積載効率の向上に加え、生産拠点と消費地を結ぶ海上ルートの見直し、最適港での陸上げ、さらには工場に近いサプライヤーへの部品調達の切り替えなど、幅広い取り組みを進めています。

  2012年度にシャープ(株)が国内外のグループ会社で生産し、海外のグループ会社に出荷した商品・デバイスの国際間輸送に伴うCO2排出量は104千t-CO2となり、実績集計を開始した2010年度以降、継続してCO2排出量を削減しています。

取り組み事例

冬のバルト海を運航する貨物船

陸上げ港の最適化(ロシア SER)

 ロシアの販売会社SER(モスクワ)では、バルト海が冬場に部分凍結し貨物船の運航に支障をきたすことなどから、従来はタイで生産した製品をドイツで荷揚げし、モスクワまでトラック輸送していました。

  2012年10月から海氷の中を運航できる貨物船を採用することで、モスクワに近いサンクトペテルブルグ港での荷揚げに切り替え、トラックでの輸送距離を約1/3にするとともに年間約1,100t相当のCO2削減が可能になりました。

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