写真:集合写真

太陽光とともに未来をつくる蓄電池 JH-WB1621(4.2kWh)/JH-WB1622(8.4kWh)

シャープの環境に配慮したモノづくりへのこだわりや開発の苦労話を開発担当者に聞く、シリーズ「ココにもエコ」。今回は蓄電池<JH-WB1621(4.2kWh)/JH-WB1622(8.4kWh)>と、蓄電池をサポートするハイブリッドパワーコンディショナ<JH-42GM2P/JH-55GM3P>の企画・開発を担当した4人にお話を伺います。
(聞き手:「ココにもエコ」編集担当)

未来の暮らしと、安心安全に貢献する蓄電池

今回は “未来の暮らし”をつくりだす商品が主役らしいんです。以前ご紹介したソーラーを進化させるモノなんだとか・・・なんだかワクワクしますね(๑•̀ㅂ•́)و✧

川添(商品企画担当):私たちが今回ご紹介する商品は蓄電池。太陽エネルギーを電力に変えるソーラー発電は正に“未来の暮らし”への第一歩ですが、さらに踏み込んで、その電力を効率的に使うためには「蓄電池」が必要だと考えています。

写真:川添さん

商品企画の川添さん。発電した電力を有効活用するためには蓄電池が必要!とアツく語ってくれました

どうして蓄電池が必要なんですか?

川添:蓄電池があれば、昼間にソーラーで発電した電力を充電しておき、発電量の少ない時間帯に使用できます。買電を減らし、クリーンなエネルギーで生活することが可能です!また、電力会社から購入した電力で充電することもできます

えっ、電力会社から購入した電力を充電することもある??

川添:例えば、昼間に比べて夜間電力が安いプランを契約している場合。夜間の割安な電力を充電し、発電が少ない朝や夕方、雨の日などに使います。そして昼間に発電した電力のうち、使い切れなかった分は電力会社に売る、この方法は経済的に◎ですよ。

なるほど╰(*´︶`*)╯蓄電池があれば、生活スタイルに合わせて電気を上手く節約できるってことですね!

高橋(パワコン技術開発担当):はい。さらに、“電気が止まってしまった時にも”その力を発揮してくれるんですよ。

電気が止まる時というと・・・停電ですか!?

川添:はい。ここ数年、地震や台風など災害時の対策を重視する方が増え、非常時の電源となる蓄電池も注目されています。先日の熊本地震の際には、お客様から「蓄電池があって良かった」という声をいただいて・・・
微力ではありますが、少しでも被災地の方のお役に立てて良かったと感じました。

図:お客様からの声

シャープ製太陽光発電・蓄電池システムをご使用のお客様からの声

高橋:実は、停電時にスムーズに蓄電池の電気を使えるのは、“ハイブリッドパワーコンディショナ”があるからなんです。

ハイブリッドパワーコンディショナ??それ何ですか?

高橋:パワーコンディショナ、略して“パワコン”はソーラーと蓄電池の電力を、家庭で使用できる電力に変換※1する装置です。これまではソーラー用と蓄電池用、計2台のパワコンが必要だったのですが、それを1台にしたのがハイブリッドパワーコンディショナ。停電時には、「蓄電池からの電力供給」や「ソーラーから蓄電池への充電」を自動で行えます。※2

  • ※1 ソーラーパネルで発電した直流電力や蓄電池に出入りする直流電力を家庭で一般的に使われる交流電力に変換
  • ※2 初期設定の変更が必要

写真:ハイブリッドパワコン/8.4kWh蓄電池

ハイブリッドパワーコンディショナ(上)
8.4kWh蓄電池(下)

自動で切り替えてくれるなら安心ですね!2台が1台ですむというのは、見た目的にも嬉しいです✨

高橋:2台を1台に、ただまとめただけと思われがちなんですが、そんなに単純なものではないんです・・・。
ハイブリットパワコンには、パソコンやスマホの頭脳として使われるCPUという電子回路が4種類(下図参照)も入っています。(1)〜(3)はそれぞれの領域で部分的な最適化を図ります。が、それらは複雑に絡み合っているので、協力して動いてもらわないとケンカになってしまうんです。私は、(4)の“全体を制御する”CPUの開発を担当しました。とても優秀ではあるが個性の強い3人の部下をまとめるようなもので、一言では語りつくせない苦労がありました。しかしその結果、ある課題を解決することができました!

(1)ソーラーからの電力を制御/(2)蓄電池の電力を制御
/(3)電力会社を通じて売買する電力を制御/(4) (1)〜(3)の全体を制御

写真:高橋さん

担当者間で密に連絡を取り、試行錯誤しながらパワコン開発を進めたという高橋さん

パワコンの中って複雑なんですね・・・(゜ロ゜)!
課題ってどんなことでしょうか?

高橋:実は、居住地域の電力(需要供給)バランスによっては、売電する量が制限されてしまうことがありました。しかし、ハイブリッドパワコンなら売電出来なかった電力を無駄にせず、自動で蓄電池に充電してくれるんです!

川添:複数の頭脳を持つハイブリッドパワコンならではの判断ですよね。“2台を1台に”しながら頭脳も強化出来たのは、技術部の皆さんの努力の賜物だと思います。さらに、実は・・・大容量タイプの蓄電池についても“2台を1台に”、コンパクトにしてください!とお願いしちゃいました(笑)。

Page top