新画質エンジン採用で、写真がより美しく!
画質向上のために新画質エンジンを採用したそうですね。画質エンジンが新しくなるだけでこんなにキレイな写真が撮れるんですね(@_@)
松浦:従来機種とAQUOS senseの写真を並べてみると違いがお分かりいただけます。カメラのスペックは従来機種と同等のスペックですが、ソフトウェア上でどれだけ調整するかにこだわりました。
平嶋:食べ物なら鮮やかに、人物の顔なら血色良く、風景なら色合いを強めに、など、パッと見た時に感動するような写真となるように調整されています。
かしこい選択「AQUOS sense」
ところで「AQUOS sense」の名前は、センスのある人に選んで欲しい、という意味が込められているのですか?
平嶋:各メーカーからさまざまなグレードやモデルが発売される中、自分自身に一番合うものを選んで欲しい、という思いを込めています。「AQUOS sense」のコンセプト、目指す姿として、「スマートフォンに本当に必要なものだけを、磨き抜かれた形で提供すること」を掲げています。数ある選択肢の中から、「私にはこれがちょうどいい」と思って選んでいただけるようなスマートフォンにしたいと思って企画しました。
「sense of blue」と名付けられたコンセプトカラーや、キービジュアルとして使われている青の円にもそうした思いを表現したものなんですか?
平嶋:この青い円は、感度の高さや意志の強さ、知性を表しています。「AQUOS sense」でこだわったのは一番バランスの取れたモデルにしようということ。機能も性能も値段もデザインも、本当に基本的な機能を徹底的に磨き込みました。学生さんから年配の方まで幅広いお客さまに使っていただけるスタンダードモデルだからこそ、触り心地やスクロールした時の滑らかさなど、スペック以上に使っていて心地よい、感覚的に使いやすいものにすることを重視しました。初めてスマホを触る方から、自分好みにカスタマイズした使いこなす人まで、「AQUOS sense」を手にとっていただける全ての人にとって、安心して心地よく使えるものを届けるという思いを込めました。
誰もが安心して使えるシリーズなんですね。
平嶋:自分好みにカスタマイズできますし、シンプルなスマホとしても使えます。このシリーズは本当に必要な機能を突き詰めていて、実際に従来機種と比べて機能をいくつか削減しています。最初は反対も多かったのですが、ただ単に価格のために性能を落とすのではなくて、ディスプレイやカメラ、パフォーマンスなど、スマートフォンに求められる根幹の部分に力を注ぎ込むことにしたのです。不要なものをそぎ落とした本当に必要なものだけを厳選しました。その結果、幅広いお客さまからご好評をいただけているのだと思います。
松浦:発売してから、市場に求められていたモデルだったんだと実感しましたね。
本田:ユーザー調査でも「コンパクトでいい」「使い勝手がいい」などのご意見を頂きました。「AQUOS sense」の開発コンセプトは成功したかなと思っています。
アクセサリーが充実!自分らしいスマホに
家電専門店のスマホのアクセサリー売場でも、最近はAQUOSの売場が大きくなってきましたね。
本田:売場で存在感が出てきましたね。
平嶋:ブランドを「AQUOS R」「AQUOS sense」に統一したことでの大きなメリットのひとつに、アクセサリーの充実があります。今まではアクセサリ売り場に行っても、同じAQUOSでも名前が違っていて選びにくかったり、そもそも数が少ないという声を頂いていてAQUOSの大きな課題のひとつと認識していました。
アクセサリーが増えることで、長くキレイに使ってもらえることにつながると期待。
しかし、我々がブランドを「AQUOS R」「AQUOS sense」に統合することで、AQUOSのためのアクセサリをメーカー様も多く作りやすくなり、結果としてお客さまが選びやすい環境を一緒に作り上げることができたと思います。
「DESIGN FOR AQUOS」という当社認定アクセサリーのシリーズを販売しています。
オリジナルの「AQUOS Frosted Cover」も面白いですよね。半透明で曇った状態のカバーを拭うと表示が確認できるという。
平嶋:なんとなくテーブルにスマホを裏向けて置く人、多いですよね。そういった人もこのカバーを使うだけで、さり気なくプライバシーを守りつつも、カバーをしたまま通知も手軽に確認できます。
スタンダードスマホの定番に!
今後の「AQUOS sense」で目指すことを教えてください。
平嶋:AQUOSはスマートフォン市場で存在感のあるブランドになりましたが、まだまだ満足していません。「コスパいいスマホといえばsenseでしょ」「AQUOS senseがちょうどいい」といわれるくらい、ブランドのイメージをもっともっと上げていきたいですね。
松浦:お客さまに長く使っていただけるものを継続して出していきたいですね。
「こんなスマホをつくってみたい」と考えているものはありますか?
平嶋:画面が3Dプロジェクタになるスマホができたら面白いなと思っています。あと、ディスプレイが変幻自在に伸び縮みするとか。そろそろスマホの形が長方形から変わってもいいと思います(笑)。カメラのレンズが一眼レフ並みだとか、超望遠レンズが飛び出すとか。
松浦:今後、5G(第5世代移動通信システム)が実用化されると、実現可能な機能も増えるでしょうね。これまで想像もつかなかったような体験や感覚を味わえるようなものが作れたらいいですね。
ありがとうございました。
「スタンダードスマホの定番を目指す!」という担当者の熱い思いが伝わる取材でした。使いやすさに徹底的にこだわったことが、ご好評いただけている結果につながったのだと思います。ぜひ、店頭でこの使い心地、そして触り心地を体感してください!
商品についての詳細は、以下の商品サイトをご覧ください。
⇒ AQUOS senseスペシャルサイト
商品の開発をしている広島工場の取り組みは、以下の「工場からエコ」サイトをご覧ください。
⇒ 広島工場
掲載内容は平成30年5月31日時点の情報によるものです。