<地域社会とともに> 企業市民としての社会貢献活動
社会福祉分野の取り組み
シャープでは、社会福祉分野の取り組みとして、障がい者の支援に注力し、特例子会社を通じた障がい者の雇用促進や障がい者福祉施設への販売機会提供を通じた障がい者の就労支援、障がいのある子どもたちへの環境教育を展開しています。
また、海外では福祉施設への寄付や慈善基金による支援など地域の社会福祉向上のために、さまざまな社会的課題に対する活動を展開しています。
国内での社会福祉活動の実施
障がい者雇用の取り組み
2012年度からは特別支援学校等へのキャリア教育支援活動として、シャープ特選工業鰍ナは障がいのある社員が訪問して行う出張型の講義や、障がい者の職場見学・実習体験を積極的に受け入れており、障がいのある方の職業観や勤労観を育み、自立支援につながるきっかけづくりにお役立ていただいています。
福祉施設製品の販売機会の提供
労使共同の取り組みとして、自治体やNPO等と連携し、当社事業所近隣、および震災で被災された東北の福祉施設で作られたパンやクッキーなどの製品を社内で販売いただく機会を提供しています。2012年度は全国15ヶ所の事業所内で実施しました。今後も販売機会の提供を通じた障がい者支援活動に継続して取り組んでいきます。
販売される福祉施設さまの声
ワークスペース街のパンは、2011年1月からシャープ特選工業、同年8月からは本社ビルと田辺ビルで出店販売させていただいています。初出店では皆さんに興味を持っていただき、売上は想像を超えたものになりました。
社員の方から「おすすめはどれですか?」などと積極的に声をかけていただき、販売担当の障がいのある施設利用者の方に「楽しかった」「次回も是非販売を頑張りたい」とポジティブなイメージを持っていただくことができました。出店販売開始から2年が経ち、リピーターも増え、今では自信を持って接客に取り組んでいただいています。
今後は季節ごとの新メニューも考えていますので、これからもよろしくお願いいたします。
NPO法人ドマーニ ワークスペース
就労支援員 和田 明久さま
ご協力いただいている支援団体さまの声
福祉事業所(作業所)が企業で出店販売することは、障がいのある人たちがさまざまな人々と触れ合うことができる大切な機会です。自分たちが作ったパンやクッキーが目の前で売れることが自信につながり、やる気と自立への第一歩になります。
私たちは「大阪府工賃向上計画支援事業」の運営主体として、企業と福祉事業所の架け橋になり、障がいのある人たちの働きたいという気持ちを社会の中でかなえる支援をしています。
海外での社会福祉活動の実施
世界の各拠点でも、企業市民として、国や地域における社会福祉分野の優先課題に対し、障がい者や高齢者等の福祉施設や学校等への寄付・寄贈活動を中心に支援活動を実施しています。このような活動により、地域社会に貢献するとともに、従業員の社会性向上にもつながっています。
今後も、地域に根ざした社会貢献活動を積極的に展開していきます。

ポーランドでのチャリティイベントへの協賛
2012年5月、ポーランドの生産会社SMPLが地元の子ども向けチャリティスポーツイベントへ協賛しました。
マレーシアでの地元消防署へ寄贈
2013年2月、マレーシアの販売会社SRSSCが地元の消防署に冷蔵庫を寄贈しました。
アセアン等の地域で子どもたちの生命・健康を守る活動への支援キャンペーンの実施
シャープの創業100周年に合せ、アセアン・オセアニア・中近東の9つの販売会社において、2012年6月7日から創業記念日9月15日までの100日間に、お客さまの液晶テレビ、プラズマクラスターイオン発生機など1台ご購入ごとに、ワクチンなどの相当額を子どもたちの生命・健康を守る団体などに寄付する「My SHARP Our Future」キャンペーンを実施しました。
この取り組みは、多くのお客さまにご理解をいただき、対象商品のご購入に合せて積み立てた総額約2000万円を各国・地域の団体に寄付しました。
中国の「シャープ慈善基金」では、2012年度も病院への空気清浄機の寄贈や奨学金の授与を積極的に実施しました。
2006年に「シャープ慈善基金」を設立し、毎年継続して、シャープ製品の寄贈、奨学金の授与、清掃・植樹活動、環境教育などの社会貢献活動を実施しています。
2012年度は、4ヶ所の病院、4ヶ所の福祉施設に計29台の加湿空気清浄機を寄贈、加えて、11大学約110名へ奨学金を授与しました。

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障がいのある子どもたちへの教育支援活動の拡充
当社では、創業者の想いから、日本で初の特例子会社※となるシャープ特選工業を設立(1950年)し、障がい者の社会参加を支援する中、障がいのある子どもたちへの教育支援活動にも積極的に取り組んでいます。
シャープ(株)と国内関係会社では、聴覚障がい教育を行う全国の特別支援学校の小学部において、環境教育を2010年度より実施しており、また、2012年度より、シャープ(株)とシャープ特選工業で特別支援学校等へのキャリア教育を開始し、中・高等部の障がいのある生徒を対象に、特例子会社での障がいのある社員が働く職場の見学や職場実習体験、および障がいのある社員が講師となり全国の聴覚障がい教育を行う特別支援学校を訪問する出前教育を実施しています。
この取り組みはシャープ特選工業の障がいのある社員が、自らの体験を通じて、社会参加することの大切さを障がいのある子どもたちに伝えることで、職業観や勤労観を育み、自立支援につながるきっかけづくりにしていただくものです。
これらの取り組みを評価いただき、2012年度は権威ある2つの賞を受賞しました。今後も、創業者の想いを引き継ぐ活動として、障がいのある子どもたちへの教育支援活動に取り組んでまいります。
※ 「障がい者の雇用の促進等に関する法律」に定義されている、障がい者雇用に特別な配慮(障がい者が従事するための施設改善等)をした子会社。

教育関係者さまの声
シャープ特選工業株式会社には、日頃より、在校生の職場体験実習や卒業生の進路先としてお世話になり感謝しています。
また、昨年度は、本科・専攻科生対象にキャリア教育出前授業を2回実施していただきました。会社と同じ作業を体験することで、生徒たちは、仕事における「智恵・工夫・努力・そしてチームワーク」の重要性を実感しました。
聴覚に障がいのある先輩からの社会人に必要な資質や挨拶の重要性などの講義は、生徒たちに社会に出る心構えを再認識させるとともに先輩の姿そのものが自らの将来の目標や指針となるものでした。
このような機会を得たことを深くお礼を申し上げますとともに今後とも御社のさらなるご発展をお祈り申し上げます。
「特別支援学校等へのキャリア教育」講師の声
授業では、生徒の皆さんが目を輝かせながらしっかりと勉強してくれていました。有意義と感じていただけていれば幸いです。
授業の中で梱包作業のグループワークがあるのですが、コミュニケーションやチームワークもしっかりしていて、皆さんの生き生きとした表情を見て私も嬉しくなりました。
今後も今まで以上に充実したキャリア教育を実施したいと思っています。











