<従業員とともに> 公平で働きやすく、成長できる職場づくり
シャープは、基本的人権および個人の尊厳を重視し、意欲ある従業員に成長機会を提供し、多様な人材の一人ひとりが、能力を最大限に発揮できるような人づくり、職場づくりに取り組んでいます。
また、仕事と家庭の両立を支援する制度や心身ともに健康で安全に働ける職場環境の充実に努めています。
人権に関する取り組み
基本的人権と個人の尊厳の尊重
シャープは、国連が提唱する「グローバル・コンパクト」に参加し、人権・労働基準に関する原則に沿った取り組みを国内外で推進しています。
人権に関する基本方針として「シャープグループ企業行動憲章」「シャープ行動規範」に基本的人権と個人の尊厳を尊重すること、差別的な取り扱いや人権侵害を行わないこと、児童労働・強制労働を認めないことなどを定め、すべての役員・従業員に徹底しています。
国内においては、各事業所で「人権研修」を毎年実施(2011年度実績延べ約60回)するなど、人権啓発活動を行っています。また、新任海外拠点長に対して人権尊重などを織り込んだ冊子の配布を行っています。加えて、海外では、現地の法令などに基づいて人権問題の発生防止に努めており、現在、各拠点での人権取り組みの推進状況に合わせた、 「人権研修」の実施を推進しています。
対話を重視した良好な労使関係
シャープは、各国・各地域の法令に基づいて、従業員の団結権と団体交渉権を尊重しながら労使の信頼関係の一層の強化を図っています。
国内では、労使のトップ同士が対話する「中央労使協議会」や、事業所/関係会社ごとの労使協議会など、労使協議の場を毎月設定して経営環境や職場環境についての労使間の課題について意見や情報を交換しています。
欧州では、汎欧州の経営課題を確認するために「欧州労使協議会」を毎年開催し、また、中国では2008年の労働契約法施行以来、待遇などの決定に工会(日本の労働組合に相当)との協議が義務付けられ、より良きパートナーとして協調的な労使関係の構築をめざして取り組んでいます。
人材育成
従業員の自主性と多様性を尊重する人事・教育研修制度
シャープは「人材こそ企業にとって最も大切な財産である」との考えのもと、従業員一人ひとりの個性や意欲、創造性が発揮されるように、自主性と多様性を尊重した多彩な人事制度・教育研修制度を導入しています。また、今後成長の著しい海外への事業展開を図る中で、世界で活躍できるグローバル人材の育成に注力しています。
<ミニクローズアップ>
4つの“G”制度で、グローバル人材の育成を推進しています。
経営のグローバル化が進む中、積極的に異なる文化や価値観の人々と交わり、それらの違いを活かすことのできる人材の育成は不可欠です。シャープは、多様性を活かしながらグローバルに力を発揮できる人材づくりに向け、「GATE」、「G-BANK」、「GRID」、「GOAL」の4つの“G”(Global formation)による人事・教育制度を設けています。

| 制度名称 | 具体的取り組み内容 |
|---|---|
| GATE | 直近の海外派遣予定者を対象に、海外でスムーズに業務を行うために必要な知識や実践的なコミュニケーション力を計画的に習得 ● 2011年度は約190名、2008年度の導入からの4年間で、延べ約500名が研修を受講 |
| G-BANK | 3年以内の海外派遣予定者を対象に、グローバルで活躍するために必要な基礎知識や語学力の強化を図り、将来の海外派遣者として育成 ● 2011年度は約70名、2008年度の導入からの4年間で、延べ約650名が研修を受講 |
| GRID | 次代のグローバル事業展開の中核を担うべき若手社員を対象に、戦略的に新興国へ派遣しその国や地域で活躍する人材を育成するグローバル若手育成プログラム ● 2011年4月より導入し、3年間で約200名を派遣予定 |
| GOAL | 全社員を対象に、グローバルビジネスを進めていく上での基本スキルである語学力の強化を図る取り組み |
取り組み事例
「GOAL」の学習支援、啓発活動
@ グローバル職場への集中的な語学教育
● 業務上、英語や中国語が必要な職場を「グローバル職場」として登録し、その所属員の語学力向上と業務のグローバル化(文書、電話、会議などの英語化/中国語化)に取り組んでいます。
● グローバル職場の所属員は、全員英語(または中国語)でコミュニケーションができる語学力が求められ、基準に満たない社員を対象に語学力強化研修を実施しています。
A 全社員対象の語学力向上支援
● 英語学習の動機付けを目的とした英語学習法セミナーや、会社指定の教材を指定期間内に修了すると費用の一部を支援する制度、TOEICスコアアップや中国語検定合格者への奨励金支給等様々な支援策を実施しています。
B 社内啓発活動の展開
● 語学力向上に向けた社内の啓発活動として、幹部からのメッセージの発信や全職場に啓発ポスターを掲載しています。
● 語学力向上をサポートするGOALホームページ(イントラネット)から、語学学習方法、試験直前対策、TOEICスコアアップ者の紹介等の情報を発信しています。

GRID研修生の声
2011年10月にGRID Next先遣プログラムの研修生としてチュニジアに渡航しました。チュニジアは、ビジネスシーンをはじめ街中でもフランス語がかなり広く普及しています。ビジネスで通用するフランス語を身につけ、語学研修終了後は、当地の代理店にて1年間の営業研修を受ける予定です。将来は、研修で身に付けた語学力ならびに現地文化に関する知見を活かし、アフリカ地域において、今後ますます成長が見込まれる「健康・環境分野」の新規市場開拓に携わっていきたいと考えています。
ここチュニジアでも、近年国をあげて太陽光発電システムの導入を推進するなど環境分野への取り組みを強化しており、また一方で生活習慣病の深刻化を背景に、国民の健康分野への関心も年々高まっています。
現地の文化、社会から真に求められる商品やサービスをタイムリーに提供することを通じ、広くアフリカ地域の経済、社会の発展に貢献していきたいと考えています。
さらに詳しく→シャープ サステナビリティ レポート 2012「従業員とともに」(PDF:1.4MB)











