責任ある鉱物調達

コンゴ民主共和国(the Democratic Republic of the Congo:DRC)における、反政府武装勢力による地域住民への非人道的な行為や環境破壊が国際的に大きな問題となっています。

反政府武装勢力は、DRCおよびその隣接国で不法に採掘されたタンタル、錫、タングステン、金などの鉱物を資金源としていることから、これらの鉱物は「紛争鉱物」と呼ばれており、2010年7月の米国「金融規制改革法 紛争鉱物条項」の成立や、「OECD 紛争地域および高リスク地域からの鉱物の責任あるサプライチェーンのためのデュー・ディリジェンス・ガイダンス」の公表など、武装勢力の資金源を断つことを目的として、紛争鉱物を製品などに使用している企業に対して適切な対応を行うことが強く求められています。

シャープはグローバル社会の一員として、下記基本方針のもと、適切な対応を図っています。

コンゴ民主共和国での紛争に伴う人権侵害や環境破壊等に加担しないために、コンゴ民主共和国及び隣接国で不法に採掘された紛争鉱物を含む原材料、部品、製品等の調達及び使用をしない。また、そのための適切な取り組み等を実施する。

この方針の遵守を徹底するため、シャープはお取引先様に対して、CFSI(Conflict-Free Sourcing Initiative) により開発された紛争フリー製錬所プログラム(Conflict-Free Smelter Program:CFSP) またはそれと同等の仕組みにより紛争フリーと認められた製錬業者からの調達を要請します。また、OECDガイダンス及びその他国際的に認知された枠組みに沿った、適切な取り組み等を実施します。

  • ※ CFSIおよびCFSPの詳細につきましては、こちらをご覧ください。

お問い合わせ先

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