トップメッセージ

企業ビジョン「エコ・ポジティブ カンパニー」をさらに極めます

 地球環境問題の解決に向けて、世界全体が共通の認識のもとに動き始めるきっかけとなった国連環境開発会議(通称:地球サミット)が開催されてから、2012年でちょうど20年になりました。

 シャープは逸早く環境保全に取り組み、「エコ・ポジティブ カンパニー」を企業ビジョンに掲げ、すべてのステークホルダーの皆さまとともに、事業活動による環境負荷(ネガティブ・インパクト)を大幅に上回る環境貢献(ポジティブ・インパクト)を果たす企業をめざしています。

 中でも、温室効果ガスの削減を特に重要な課題と捉え、創エネの太陽電池と省エネ商品の開発・普及を進めるとともに、事業活動による排出量の抑制に取り組んでいます。
 2011年度は、シャープの創エネ・省エネ商品をお客さまにお使いいただくことによる温室効果ガス削減貢献量が、シャープの事業活動による排出量の3倍以上に達しました。
 2012年度からは指標を変えて、シャープの太陽光発電関連事業による削減量(さらに拡大)と、サプライチェーンを含めたシャープの事業活動およびシャープ商品の使用による排出量(可能な限り抑制)を2020年度までにバランスさせる取り組みを進めています。

創エネ事業と省エネ商品をグローバルに展開します

 タイ王国で建設を進めていた世界最大級73MWのメガソーラー発電所が2012年3月に完成しました。イタリアではエネルグループとの協業により、これまでに計6ヶ所にメガソーラー発電所を建設し、発電を開始しています。また、北米ではシャープグループのリカレント社が、カリフォルニアやアリゾナでメガソーラー発電所を建設しており、カナダでも大規模なプロジェクトを進めています。さらに日本においては、2012年7月の再生可能エネルギー買い取り制度の開始を受けて、各地でメガソーラー発電所の建設を進めています。

企業ビジョン 「エコ・ポジティブ カンパニー」 の実現

シャープ製薄膜太陽電池を用いて2012年3月にタイ王国において完成した世界最大級73MWのメガソーラー発電所(同国の独立発電事業会社NED社から、同国最大手の建設会社ITD社/ITE社と共同で建設を受注。シャープは保守・メンテナンス業務も受託)

 再生可能エネルギーへの期待が高まる中、世界各地でメガソーラー発電所の建設が進められています。有限な化石資源に頼らず、地球温暖化を招くとされるCO2をはじめ、騒音や汚染物質も排出せずに発電できる太陽光発電は、コストダウンを進めることで、飛躍的な普及が期待できます。

 シャープは太陽光発電による創エネ技術と、液晶テレビやLED照明、冷蔵庫などの省エネ技術を長年にわたり蓄積してきました。これらの技術をもとに、前述のエネルグループや液晶パネルなどで協業している鴻海グループなど、世界の有力なパートナーと協力して、世界中に創エネ事業と省エネ商品を提供することで、持続可能な(サステナブル)社会の実現に貢献いたします。

「誠意と創意」で、広く世界に貢献する存在をめざします

 当社はこれからも、経営理念および経営信条に立脚し、誠意と独自の技術をもって、グローバルな視点で社会的課題の解決に貢献してまいります。また、国連グローバル・コンパクトに定める「人権」「労働基準」「環境」「腐敗防止」に関する10原則を今後も支持するとともに、マネジメント、環境、社会面の各分野の取り組みの実践、拡充を通じて、社会的責任を果たしてまいります。

 シャープは、サステナブル社会の実現に貢献する事業活動を世界各地で展開し、世界中の人々から信頼され、期待される「真のグローバル企業」をめざします。

 今後も企業活動に関する情報開示に努め、ステークホルダーの皆さまからの貴重なご意見を経営に反映してまいります。

取締役社長 奥田ヘ司

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