1915年

早川式繰出鉛筆

独創的な芯の繰出し装置を発明し、美しく、使いやすく、しかも堅牢な文具として完成させ、早川式操出鉛筆と名付け売り出しました。
発売当初は、文具問屋から「軸が金属で冬に冷たい」「和服には向かない」と不評でしたが、貿易会社を通して欧米から大量に注文が入ったことで人気に火が付き、国内の問屋筋からも取引の申し入れが続きました。
改良した極細芯の新商品の名称は「エバー・レディ・シャープ・ペンシル」。
以降、単にシャープペンシルと言われるようになりました。 当社の社名「シャープ」はこれに由来しています。

早川式繰出鉛筆