Sharp
オンリーワン・ヒストリー

1973年 液晶表示電卓「エルシーメイト」<EL-805>
液晶は世界の研究者たちがその優れた特性を認めながら、実用化は望めないと投げ出した技術でした。しかし、当社の技術者たちの必死の努力の結果、世界で初めて液晶の実用化に成功しました。 写真は、世界初の液晶表示付きCOS化ポケット電卓で、1973年に発売しました。
2005年12月に、世界的な電気・電子学会であるIEEE※1にて、『IEEEマイルストーン※2』に認定対象となった製品の一つです。

※1IEEE(正式名称:The Institute of Electrical and Electronics Engineers,Inc.)
アメリカに本部のある世界最大の電気・電子技術者による非営利団体組織(学会)であり、「アイ・トリプル・イー」と称されています。世界の150カ国以上で377,000人に及ぶ会員を擁し、コンピューター、電子、通信、電力、航空、バイオなどにおいて、先端的な取り組みがなされ、各々の技術分野で指導的な役割を担っています。
※2IEEEが電気・電子技術およびその関連分野において、社会に貢献した重要な歴史的偉業を称えるために1983年に制定し、認定するものです。これまでボルタ電池やフレミングの二極管など世界で65件以上のマイルストーンが認定されています。日本では八木アンテナ(1995年)、富士山頂レーダー(2000年)、東海道新幹線(2000年)、セイコークオーツ(2004年)の4件が認定されており、当社の電卓が5件目になります。
イメージ
閉じる

(c)SHARP CORPORATION