1959年〜

「最大の課題は太陽の熱と光を利用すること」―未来を予見

徳次は「太陽エネルギー」の利用に大きな関心を持っていました。「無限にある太陽光や太陽熱で電気を起こすことを考えれば、人類にどれだけ寄与するかは、はかりしれない」と、その価値を語り、その実用化を予見していました。
1959年に研究部門で太陽電池の試作に成功したと聞き、小さな実験室に自ら足を運び「もっと深く研究しないさい」などと励ましたと伝えられています。
いま、家庭用からメガソーラー発電まで、太陽光発電は大きく発展し、世界のエネルギー問題の解決策のひとつになろうとしています。徳次が思い描いた未来に、私たちはもう手の届くところまで来ています。

1959年〜