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<2011年(平成23年)3月期  決算>
決算資料

「2011年3月期(2010年度) 連結決算概要」

2011年3月期の売上高は前年度比109.7%の3兆219億円、営業利益は152.0%の788億円、経常利益は190.8%の591億円、当期純利益は前年度比 約4.4倍の194億円となりました。

2011年3月期は特別損失として200億円を計上しました。これは、事業構造改革費用として126億円を計上したことが主な要因です。事業構造改革費用は、ゲーム機やスマートフォン、タブレット端末向けの高付加価値中小型液晶の急速な需要増に対応するため、これまで大型液晶の生産を行ってきた亀山第2工場の一部ラインを中小型液晶向けへ転換することに伴い発生したものです。

円高基調の為替推移や熾烈な競争による市場価格の下落など、2011年3月期も総じて厳しい経営環境が続きました。こうした環境の中、エコポイント制度などの経済対策効果や独自特長商品の市場投入により、前年度に比べ大幅な増収増益を達成することができました。
しかし、2011年3月11日の東日本大震災発生以降の急激な売上減少もあり、2010年10月28日に公表した予想値に対して齟齬が生じることとなりました。

社長写真

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