研究開発・知的財産
新技術の開発
フリーフォームディスプレイ

IGZO技術の応用と独自の回路設計手法の確立により、さまざまな形状ニーズに対応できるフリーフォームディスプレイを開発しました。従来のディスプレイは、表示領域の外周部にゲートドライバと呼ばれる駆動用回路を配置していました。外周部に一定の額縁幅が必要となることから、形状は四角が一般的でした。一方、フリーフォームディスプレイでは、この駆動用回路を表示領域にある画素内に分散配置することで、額縁を極めて細くすることが可能となっており、ディスプレイの形状も自由に設計することができます。今後、早期量産化に取り組み、デザイン性の高いアプリケーションの創出に貢献していきます。

フリーフォームディスプレイ(試作品)
フリーフォームディスプレイ(試作品)
「アニュアルレポート2014」より 閉じる
(C) SHARP CORPORATION