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 2017年5月に、「2017-2019年度 中期経営計画」を策定し、「守りから攻めへ、構造改革から事業拡大へ」「“人に寄り添うIoT” “8Kエコシステム”の実現に向けたトランスフォーメーション」をキーワードに、事業や戦う市場、オペレーションの変革に取り組んでいます。
 この初年度に当たる2017年度は、特に、ASEANや中国を中心とした海外での事業拡大と、効率的なオペレーション体制の構築が進展し、順調な業績を収めることができました。
 あわせて、東証一部への復帰を果たすとともに、2011年度以来6年ぶりとなる配当を実施することもできました。

「人に寄り添うIoT」「8Kエコシステム」

 シャープは、「8KとAIoTで世界を変える」という事業ビジョンのもと、超高精細映像技術「8K」と、AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット)を組み合わせた「AIoT」を中心とした事業を展開しています。
 8Kを活用し、映像による遠隔医療や遠隔教育を実現すれば、世界の隅々まで高度な医療、質の高い教育を提供することも可能になります。また、農業分野で、8Kを活用した害虫駆除や農作物の生育管理システムを構築すれば、生産性を飛躍的に高めることができ、食糧難に苦しむ国の人々の手助けができるようになります。
 一方、AIoTを活用し、スマートホームやスマートシティを実現すれば、人々に、より快適で、より安全な暮らしを提供することができます。また、生産性の大幅向上を実現するスマートオフィスやスマートファクトリーを構築すれば、持続的な経済発展や、人々がより自分らしく暮らせる社会の実現に寄与することができると考えています。
 こうした未来の実現をめざし、今後、シャープは、事業のトランスフォーメーションを加速していきます。

新たな価値の創出

 シャープは、創業以来、100年を超える歴史の中で、創業の精神「誠意と創意」、創業者のモノづくりへの想い「他社がまねするような商品をつくれ」に沿って、様々な世界初、日本初のオリジナリティ溢れる商品を創出し、新たな市場の創造、技術の進歩、そして社会の発展に貢献してきました。
 こうした「良いモノを創る」ことには、しっかりと取り組んだ上で、今後は、「良いモノ」に加え、サービスやプラットフォーム、さらにはエコシステム全体を通じて、シャープならではの新たな価値、素晴らしい体験をお客様に提供する企業へと変革していきます。
 そして、これからも人々の暮らしの向上や、社会の発展に貢献することで、さらなる企業価値の創出にも取り組みます。
 株主の皆様をはじめ、全てのステークホルダーのご期待にお応えできるよう、引き続き全身全霊で業務に精進してまいります。今後とも、より一層のご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

代表取締役会長兼社長
 
 
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