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ニュースリリース 2008年5月28日

無電化地域向け独立型太陽光発電システムを
アフリカン・フェア2008に出展

(経済産業省・日本貿易振興機構主催、5/28~6/1開催)

無電化地域向け独立型太陽光発電システム試作機イメージ画像

 シャープは、小容量の薄膜太陽電池と小型・軽量の蓄電池を組み合わせた無電化地域向け独立型太陽光発電システムを、第4回アフリカ開発会議に合わせて開催される「アフリカン・フェア2008」に出展いたします。

 独立型太陽光発電システムは、太陽光で作ったエネルギーだけでテレビや照明などが使える無電化地域に貢献する最先端技術です。昼間は発電しながら余った電気を充電し、夜間は昼間充電した電気を利用できるしくみです。当社のシステムは、優れた温度特性により高温地域で効率よく発電可能な薄膜太陽電池(90W/360W 2タイプ)、鉛を使わず環境にやさしいエリーパワー株式会社製のリチウムイオン電池(1,024Wh/4,096Wh 2タイプ)とインバータの組み合わせによって実現しました。

 たとえば、無電化地域で最低限必要であると想定される家電製品において、90Wシステムでは照明・ラジオ・扇風機を、360Wシステムではテレビ(15型)・照明・扇風機・冷蔵庫をフル充電してあれば無日照でも3日間使用することが可能です。

 世界における無電化地域の人口は、約16億人といわれております。当社は、太陽光発電システムが電気のインフラが整備されていない地域の電力供給の柱となり、環境への貢献はもとより人々の生活向上の一助になると期待しております。

 今後は、2010年中をめどに普及拡大可能なコストでの商品化を目指し、スピーディに無電化地域の電化に貢献していきたいと考えております。

<アフリカン・フェア2008概要>

目 的:アフリカ開発会議の重要事項の一つである「成長の加速化」への貢献のため、アフリカ各国産品の展示に加え、国情、投資環境、観光の魅力などの紹介を通じて、ビジネスパーソンや一般消費者のアフリカへの関心を喚起し、アフリカ産品の対日輸出の拡大を図るために開催する。また、アフリカに貢献できる日本の最先端技術や商品を紹介する。

開催日:2008年5月28日(水)~30日(金) ビジネスデー 
5月31日(土)~6月1日(日) 一般公開日 
10:00~18:00(28日(水)12:00~15:00のみ一時閉館) 最終日は17:00で閉館

会 場:パシフィコ横浜 展示ホール

主 催:経済産業省、日本貿易振興機構(ジェトロ)

URL:http://www.jetro.go.jp/bizafrica/africanfair/

 

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(注)ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

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