「シャープ 環境・社会報告書2008」の発行について

　シャープは、2007年度の環境保全ならびに社会性に関わる活動報告をとりまとめた「シャープ 環境・社会報告書2008」を発行しました。

■ 「シャープ 環境・社会報告書2008」の主な内容

1.「低炭素社会」の実現をめざす当社の取り組みを特集で紹介

「創エネ」の太陽光発電と「省エネ」の液晶ディスプレイのトップランナーとして、技術革新で「低炭素社会」実現に貢献するシャープの取り組みを紹介しています。「21世紀型コンビナートの建設」を中心に、各工場における環境負荷削減への取り組みから「創エネ」の薄膜太陽電池の生産拡大や「省エネ」の新型液晶テレビの開発、そして企業ビジョン「2010年　地球温暖化負荷ゼロ企業」達成の進捗状況に至るまでをわかりやすく紹介しています。

2.環境・社会面の特長的な活動をクローズアップ

環境・社会面の特長的な活動として、「再生プラスチックの利用拡大」「中国での社会貢献活動」「森と水と子どもたちを対象とした環境社会貢献活動の展開」の3つの事例を紹介しています。

3.シャープ(株)の全10工場がスーパーグリーンファクトリーを達成

シャープ(株)の全10工場をスーパーグリーンファクトリー(ＳＧＦ)にするとともに、子会社・関連会社を含めた国内外の全工場をグリーンファクトリー(ＧＦ)以上にするという、2004年度に設定した中期目標を計画通り達成しました。次のステップとして、新たな評価基準を加えてＳＧＦの進化をめざす「ＳＧＦ」の取り組みについて、概要を紹介しています。

4.ＡＱＵＯＳに代表されるスーパーグリーンプロダクトなどの売上構成比目標を3年連続で達成

スーパーグリーンプロダクト(2007年度目標50％→実績60％)、グリーンシール商品(目標90％→実績95％)、スーパーグリーンデバイス(目標15％→実績21％)、グリーンデバイス(目標75％→実績84％)ともに売上構成比目標を達成しました。いずれも3年連続しての達成となります。

5.社会性報告についても、重点取り組みテーマをＰＤＣＡに沿って報告

環境報告と同様に、社会性報告についても重点取り組みテーマにおける目標(Plan)・実績(Do)・自己評価(Check)・今後の取り組み(Action)を記載し、ＰＤＣＡサイクルにもとづいて報告しています。

6.カラーユニバーサルデザイン(ＣＵＤ)認証の取得

この報告書は、色覚の個人差を問わず、できるだけ多くの方に見やすいように配慮したカラーユニバーサルデザイン(ＣＵＤ)を採用し、ＮＰＯ法人 カラーユニバーサルデザイン機構より認証を取得しています。

7.Ｗｅｂの活用とグローバルな情報開示

報告書の内容は、ホームページにも掲載しています。また、日本語版に加えて、英語版を7月末、中国語版を8月末にそれぞれ発行し、グローバルに情報開示を図ります。

シャープ 環境・社会報告書2008 URL http://www.sharp.co.jp/corporate/eco/csr_report/index.html