1.　庫内の浮遊菌はもちろん、付着菌の増殖も抑制できる「除菌イオンシャワー」

本機は、冷気を除菌するだけでなく、庫内に付着した菌の増殖も抑制できる新しいクリーンシステム「除菌イオンシャワー」を搭載しました。ドア開閉の後、放出されたプラズマクラスターイオンが浮遊菌だけでなく付着菌も取り囲み、化学反応で瞬時に強力な菌分解能力をもつOHラジカルに変化します。このOHラジカルが菌の中から水素原子を抜き取って細胞膜を破壊し、菌の活動を抑制します。ドアポケットに収納している飲料パックの注ぎ口についた菌の増殖も抑えられ、食品を安心して保存できる清潔な庫内環境を実現しました。

2.　食品の乾燥を抑えて鮮度を保持し、食品のムダを削減する「ミスト冷却」

　1) 輻射冷却と補湿冷却の効果を最大限に引き出し、食品の乾燥を徹底的に抑える

「うるおいクールパネル」の表面積を前機種から約20％拡大し、表面温度も従来の約－5℃から約－7℃に低温化することで、湿気の吸着量(庫内への還元水分量)をアップしました。また新たに、冷却器に付いた霜を強制的に解かすことで湿気を含んだ高湿度の冷気を作り出し冷蔵室に送る、加湿モードを搭載しました。これにより、パネルへの湿気吸着量が少ない冬場、ドアの開閉がない時でも、冷蔵室にうるおいを補給することが可能となりました。

　2)「ミスト冷却」が食品の乾燥を抑えて、栄養素の保持効果を一段とアップ

(1) 水分保持率 約3.5倍^※3

　　乾燥を抑えて、みずみずしい食感を守ります。

(2) ビタミンＣ保持率 約3.5倍^※3

　　乾燥によるビタミンＣの減少を抑えます。

(3) 脂の酸化を約60％^※3抑える

　　過酸化物価^※4(油脂の酸化量)を約60％抑えて、風味・おいしさを守ります。

※3 当社2006年機種SJ-WA35K(従来冷却方式)との比較実験(ラップなしで24時間冷蔵保存・ドア開閉あり)結果より算出。食材・調理方法などにより異なります。

※4 油脂の酸化の度合いを示す指標の1つで、酸化により生成する過酸化物の量(meq＝ミリ当量)で表わす。

3.　ラップなしでも野菜のみずみずしさを守る「うるおい収納ボックス」

野菜室の間接冷却効果を最大限に高める「うるおい収納ボックス」を採用しました。従来の野菜室に比べて、水分保持率が約30％向上し、葉野菜などもラップなしでみずみずしく保存できます。また、背の高い野菜を立ててすっきり収納できるので、整理も簡単です。
野菜ケース・うるおい収納ボックスにはAg^＋イオン加工を施しているので、雑菌の繁殖を抑えて清潔に保つことができます。

4.　“あつあつのもの(上限100℃)”もそのまますぐに入れられ、冷凍・チルド・保温と保存温度が選べる、しかも解凍・あら熱とりもできる独自の切替えルーム「(冷⇔温)愛情ホット庫」(SJ-KF50R/KF46R)

独立した断熱・密閉構造と温度制御により、あつあつの作りたても冷まさずにすぐに入れて、冷凍(約－17～－15℃)／チルド(約－2～0℃)／保温(約63℃)とさまざまな温度帯で保存できます。また、生ものがすばやくおいしく解凍できる「サックリ解凍」や、沸かしたての麦茶も薬缶ごと入れられる「あら熱とり」など、用途に合わせて便利に使えます。

5.　その他の特長

(1) 冷蔵室ドアの1日の開閉回数をお知らせし、賢く省エネ (SJ-KF50R/KF46R)

(2) 半ドア防止で省エネにつながる「オートクローズドア」(SJ-KF50R/KF46R)

(3) 独自の「センターピラーレス」フレンチドアで省エネ・使用性がアップ (SJ-KF50R/KF46R)

(4) 食品をたっぷり詰めても、軽々引き出せる「ラクラク引き出し」(SJ-KF50R/KF46R)

(5) サイズの違う食品をすっきり区分け収納できる「深浅スライドケース」(SJ-KF50R/KF46R)

■ 環境特長

・「省スペースＶＩＰ(真空断熱材)」、「高効率サイクル」、「高効率制御」による省エネの実現
・無鉛ハンダ採用
・特定臭素系難燃剤を全廃
・廃プラスチックをマテリアルリサイクルし、各所に採用
・J-Moss(日本版RoHS)〈電気電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限〉に対応
・印刷物(取扱説明書など)に再生紙、大豆油インクを使用

■ 仕　様

←先頭のページへ戻る