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ニュースリリース 2009年2月10日
特 長

1.  業界初のブロードバンド通信機能を搭載

モニター本体に、業界初のブロードバンド通信機能とWebサーバー機能を搭載しました。モニターとお手持ちのブロードバンドルーターをLANケーブルで繋ぐだけでインターネットに接続できます。家庭内のパソコンや液晶テレビAQUOS※1などWebブラウザ機能を持つモニターを使って、リビングや書斎からもリアルタイムで発電状況を確認でき、身近に太陽光発電のある生活を楽しめます。また、モニター本体には7インチW-VGAサイズのTFT液晶を採用し、画面にアニメーションやグラフを表示させることにより、見やすく、判りやすく、楽しく操作ができます。

さらに、外部発電設備(家庭用の燃料電池システムやガスコージェネレーションシステム)の発電量も表示し、太陽光発電システムとの発電量合計などをグラフで確認できるようになりました。

*カラー電力モニターJH-RWL1にイーサネット通信端子(RJ-45)とインターネット通信機能(HTTP通信およびSSL暗号化通信)を搭載し、当社モニタリングセンターサーバーとインターネット回線を介して常時通信を行います。ただし、お客様の通信環境によっては通信ができずサービスが行えない場合があります。

2.  業界初のWebモニタリングサービスを実現

当社は2006年から電話回線を介して発電量などのデータを取得し、ご希望のお客様に3ヶ月に1度の診断レポート(発電状況と節電メモ)を提供する「モニタリングサービス」を実施しています。そして、4月1日からは、AQUOS※1やパソコン、携帯電話※2でいつでも・どこでも運転状況を確認できる「Webモニタリングサービス」を開始します。ブロードバンド回線を介して6時間ごとにお客様の運転状況に関するデータを取得してシステムを見守るため、さらに安心です。加えて同サービスでは、お客様専用Webサイト「マイページ」を通して以下のコンテンツを提供します。

 <マイページの主な内容>

・「データダウンロード」:

環境家計簿作成などに必要なデータ(発電・消費・売買電力量)をCSVファイル形式でダウンロードできるので、家庭のCO2排出量を簡単に確認できます。(パソコン)
*環境家計簿とは、日常の生活からCO2をどれくらい排出しているのか確認できるもの。電気・ガス・ガソリンなどの使用量に「CO2排出係数」をかけると、CO2の排出量がわかる。

・「発電診断レポート」:

太陽光発電システムの運転状況や各電力量、環境貢献度(CO2排出削減量など)をお知らせします。(AQUOS・パソコン)

・「履歴データ」:

過去の発電状況や消費電力量について、グラフ・表・その他ビジュアルを使った詳細な分析を確認できます。(AQUOS・パソコン・携帯電話)

・「省エネナビ」:

消費量削減の目標設定・進捗確認が可能です。(AQUOS・パソコン)

・「電気料金換算ページ」:

電力会社の料金プランに応じた細かな設定が可能です。(パソコンで設定・モニターに反映)

・「待ち受け画像登録」:

ご自身でお好きな写真や絵をパソコンで設定し、カラー電力モニターの壁紙としてアップロードできます。(パソコンで設定、モニターに反映)

・「サポート」:

よくある質問に対する答え(FAQ)と取扱説明書(PDF版)を参照できます。(パソコン)

 <各モニターでの表示例>

【インターネット通信のセキュリティについて】

インターネット区間はIP通信を利用していますが、データ通信には実績のある128ビットSSL通信による暗号化を行い、モニタリングセンターへは機器IDと秘密パスワードによるログインコントロールを実施することで、セキュリティには万全を期しております。

【お客様の個人情報などの取り扱いについて】

「Webモニタリングサービス」によって取得する個人情報や、発電量、消費電力量などのデータは、本サービスのみに利用し、当社の「個人情報保護基本方針」に則り充分なセキュリティ環境のもとで適切に管理、運営いたします。

「Webモニタリングサービス」には、2月1日から発売しております
パワーコンディショナー
JH-S8S2(出力3.0kW)税込希望小売価格266,700円
JH-L8S3(出力4.5kW)税込希望小売価格319,200円が必要です。

3.  グリーン電力証書の取引に効率的に対応

<グリーン電力証書とは>

太陽電池などの自然エネルギーによる電気は、「電気そのものの価値」以外に“発電時にCO2を排出しない”などの「環境価値」を持っています。この「環境価値」を「証書」にしたのが「グリーン電力証書」です。住宅用太陽光発電設備によるグリーン電力証書は、太陽光発電電力量のうち自宅で消費された自家消費電力の環境価値が証書化の対象となります。証書取引では、計量法に準拠した計量器を設置し、自家消費電力量のデータを証書発行事業者に送り、そのデータに基づいて認証機関で認証された「グリーン電力証書」を発行します。企業などは発行された証書を購入することにより、環境への積極的な取り組みを訴求することができ、証書を取引したお客様は、その対価として収入を得ることができるしくみです。

国による「低炭素社会づくり行動計画」※3や「太陽光発電の導入拡大のためのアクションプラン」※4では、グリーン電力証書を活用した太陽光発電システムの導入促進が明記されています。しかし現状では、住宅用太陽光発電設備は発電設備の規模が小さいことに加え、グリーンエネルギー認証センター※5による発電設備の認定やグリーン電力相当量(=自家消費電力量)の認証にかかる手間やコストが負担となっています。こうしたことから、住宅用太陽光発電設備によるグリーン電力証書は、まだ活発には取引されていません。

「Webモニタリングサービス」を通じてシャープに送信される自家消費電力量データを活用することにより(遠隔検針)、従来グリーン電力証書取引に必要とされていた計量器の写真撮影(報告する自家消費電力量の値が適切であることの証明用)などの証書化手続きが簡素化されます。

これにより、住宅用太陽光発電設備によるグリーン電力証書の取引が飛躍的に簡単に、そして活発になるものと期待されます※6

3  低炭素社会づくり行動計画: 2008年7月29日閣議決定。

4  太陽光発電の導入拡大のためのアクションプラン: 経済産業省、文部科学省、国土交通省、環境省の4省連携で取りまとめられ2008年11月11日公表。

5  グリーンエネルギー認証センター: 財団法人日本エネルギー経済研究所の附置機関。グリーン電力に対する社会的認知度の向上や、グリーン電力価値の取引における信頼度の向上を目的とし、発電事業者・グリーン電力価値取引事業者(申請者)・グリーン電力価値購入者などとは独立した形(第三者)で設立され、グリーン電力価値の認証を行う。

6  発電電力量のうちご自宅で消費された分の環境価値が証書化の対象となります。またグリーン電力証書の発行には、計量法に準拠した計量器を1台購入いただいた上で設置された太陽光発電設備に対する設備認定や発電電力量などに対する認証をグリーンエネルギー認証センターから取得することなどが必要となります。

カラー電力モニター(ネットワークタイプ)仕様

形名

JH-RWL1

表示装置

7インチW-VGAカラーTFT液晶(800×480ドット)

搭載CPU

32ビット(クロック133MHz)

メモリー容量

FlashROM 64MB 
SDRAM128MB

通信仕様

イーサネット(RJ-45) 100/10Mbps 
RS485(パワコン間、独自通信)

センター間通信方式

IP(インターネットプロトコル)通信 
128ビットSSLによる暗号化 
機器IDと秘密パスワードによるログイン

ソフトウェア

Linux OS、Webサーバー(Apache)、DHCPクライアント

電源仕様

15V6W(パワコンより供給)

準拠規格

VCCI クラスB

外形寸法

W218×H163×D31 mm

質量

690g

 


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