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ニュースリリース 2009年6月8日

環境ビジョン「2010年 地球温暖化負荷ゼロ企業」達成
ならびに新ビジョン「エコポジティブ・カンパニー」について

シャープは、環境ビジョン「2010年 地球温暖化負荷ゼロ企業」を2年前倒しで達成いたしました。

当社は2005年2月の京都議定書発効に先立ち、2004年7月に環境ビジョン「2010年 地球温暖化負荷ゼロ企業」を掲げました。これは、シャープが事業活動で排出する温室効果ガスの量を可能な限り抑制する一方で、シャープが生産した太陽電池による創エネルギーと商品の省エネルギー効果による温室効果ガス削減貢献量を拡大することで、2010年度までに温室効果ガスの削減貢献量が排出量を上回ることを目指すものです(図1参照)。

この環境ビジョンを達成するためにスーパーグリーン戦略を展開し、「削減貢献量の拡大」と「排出量の抑制」の双方に取り組んできた結果、2008年度実績をもって2年前倒しでの達成となりました。 
 削減貢献量については、創エネ商品である太陽電池で102万トン、省エネ商品である液晶テレビやエアコン、冷蔵庫で95万トン、合計197万トンの温室効果ガス削減に貢献しました。また排出量についても、2008年度の排出量を前年度比6%減となる170万トンに抑制いたしました。

2年前倒しとなった要因としては、「スーパーグリーンプロダクト」の取り組みを通じた環境性能に優れる創エネ・省エネ商品の創出が進んだこととあわせて、生産工程での生産性向上やガラス基板の大型化、新規に稼動した工場へのPFC類※1除害装置の導入など、工場の環境負荷を徹底して削減する「スーパーグリーンファクトリー」に取り組んだことが寄与しています。

今般の「地球温暖化負荷ゼロ企業」の達成により、当社は事業活動で発生する環境負荷(ネガティブ・インパクト)よりも、創エネ・省エネ商品の創出を通じた温室効果ガスの削減という環境貢献(ポジティブ・インパクト)が大きくなります。これは当社が、地球に対して環境面(エコ)でポジティブな影響を与える新しい段階に入ったことを意味します。

2009年度より、当社は「地球温暖化負荷ゼロ企業」に代わる環境ビジョンとして「エコポジティブ・カンパニー」を掲げ、当社創業100周年の2012年までに温室効果ガスの排出量に対する削減貢献量を2倍以上とする目標のもと、削減貢献量の拡大と排出量の抑制に取り組んでまいります(図2参照)。

1  PFC類:半導体・液晶生産プロセスにおいて、生産装置内に堆積した不純物質を除去するクリーニングガスや、微細パターンを形成するためのエッチングガスに使用されているガス

図1. 環境ビジョン「2010年 地球温暖化負荷ゼロ企業」

図2. 新環境ビジョン「エコポジティブ・カンパニー」

<「環境フォーラム」を開催>
http://www.sharp.co.jp/corporate/report/ecoforum2009/index.html

(注)ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

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