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ニュースリリース 2009年10月1日

最先端の大型液晶パネルを“シャープグリーンフロント 堺”から世界に供給

世界初の第10世代マザーガラスを採用した
液晶パネル工場が稼動を開始

「シャープグリーンフロント 堺」全景 中央の大きな建物が液晶パネル工場

シャープは、大阪府堺市に最先端の液晶パネル工場と薄膜太陽電池工場※1を併設する新たな生産拠点の整備を2007年11月より進めてきました。本日、第1弾として液晶パネル工場(SDP(株)※2)が稼動を開始しましたのでお知らせします。

本液晶パネル工場は、世界で初めて第10世代マザーガラスを採用。当社独自の光配向技術「UV2A(ユーブイツーエー)※3技術」による高コントラストで省エネ性に優れた40型以上の液晶パネルを生産し、大型ディスプレイの新たな歴史を切り拓いていきます。

また、当社は液晶パネル工場の稼動にあわせ、堺市の生産拠点の正式名称を“シャープグリーンフロント 堺”に決定しました。

シャープグリーンフロント 堺から、省エネ性に優れた「液晶パネル」と創エネの「太陽電池パネル」の2つの環境配慮型製品を世界に向けて供給します。シャープグリーンフロント 堺では、敷地内の全ての照明にLED(約10万台)を採用したことに加え、今後、全工場の屋根上に太陽電池パネルを設置し消費電力の一部を賄うなど、環境先進型生産拠点に相応しい取り組みを進めます。

当社は“シャープグリーンフロント 堺”を核に、「環境性能に優れた製品」を「環境に配慮した工場」で創出し、地球環境にやさしいグリーン社会の創造を目指して参ります。

<シャープグリーンフロント 堺>

・所在地

大阪府堺市堺区匠町1番地

・敷地面積

約127万m2

 ※液晶パネル工場について

・生産能力

72,000枚/月(稼動当初は36,000枚/月)

・マザーガラスサイズ

2,880mm×3,130mm(第10世代)

※1  薄膜太陽電池工場は2010年3月までに稼動の予定

※2  シャープディスプレイプロダクト株式会社

※3  Ultraviolet induced multi-domain Vertical Alignmentの略

(注)ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

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