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ニュースリリース 2010年4月9日

シャープの太陽電池の商業化および産業化が
『IEEE※1 マイルストーン※2』に認定

シャープの太陽電池が「IEEE マイルストーン」に認定 上 IEEEから贈呈される銘板 左から 灯台用単結晶モジュール2点(1966年および1978年に「尾上島灯台」設置)、宇宙用単結晶セル(1976年実用衛星「うめ」搭載)、住宅用多結晶セル

シャープの「1959年から1983年にかけての太陽電池の商業化および産業化」が、電気・電子・情報・通信分野における世界最大の学会であるIEEEより、『IEEE マイルストーン』に認定されました。

『IEEE マイルストーン』は、電気・電子・情報・通信分野における技術革新の中で、地域社会や産業の発展に貢献し、かつ開発完了から25年以上経過していることが認定の要件となります。

今回の認定は、灯台用・宇宙用から住宅用に至る当社の太陽電池の商業化と産業化への取り組みが高く評価されたものです。2005年の「電卓の先駆的開発(1964年~1973年)」に続いて、当社にとって2度目の認定となり、日本では14件目となります。

<当社太陽電池の商業化および産業化の歴史 1959年~1983年>

1959年  太陽電池の研究開発に着手

1963年  単結晶太陽電池の量産化に成功

1966年  長崎県尾上島の灯台に当時世界最大225Wの太陽電池モジュールを設置

1967年  宇宙用太陽電池の開発に着手

1976年  実用衛星「うめ」へ搭載
〔当社は、日本で唯一の宇宙航空研究開発機構(JAXA)認定の太陽電池メーカーです。〕

1983年  アモルファス太陽電池の開発に着手

当社の太陽電池は、塩水や強風などの条件の厳しい灯台用(2,500カ所以上に設置※3)や温度変化の激しい宇宙用(160基以上の人工衛星に搭載※3)をはじめ、住宅用・産業用など幅広い分野で長期に渡り、安定した稼働を続けています。

当社は、今後も太陽電池の普及拡大に努めるとともに、太陽電池のトータル・ソリューション・カンパニーの実現に向けて、邁進してまいります。

1  アメリカに本部のある世界最大の電気・電子技術者による非営利団体組織(学会)であり、「アイ・トリプル・イー」と称されています。世界中で395,000人以上に及ぶ会員を擁し、コンピューター、電子、通信、電力、航空、バイオなどにおいて、先端的な取り組みがなされ、各々の技術分野で指導的な役割を担っています。

2  『IEEE マイルストーン』

IEEEが、電気・電子・情報・通信の関連分野において達成された画期的なイノベーションの中で、社会や産業の発展に貢献したと認定される歴史的偉業を表彰する制度として、1983年に制定したものです。これまでボルタ電池やフレミングの二極管など世界で約100件がマイルストーンに認定されています。日本では八木アンテナ(1995年)、富士山頂レーダー(2000年)、東海道新幹線(2000年)、セイコークオーツ(2004年)、シャープ電卓(2005年)などが認定されています。

3  2010年4月現在。

今回IEEEより贈呈される記念の銘板は、太陽電池事業とゆかりの深い総合開発センター内歴史・技術ホール(奈良県天理市)、葛城工場(奈良県葛城市)、グリーンフロント 堺(大阪府堺市)に常設展示いたします。

<太陽電池『IEEEマイルストーン』認定>
http://www.sharp.co.jp/ieee/solar/index.html

<太陽電池「IEEE マイルストーン」認定 贈呈式及び、記者会見のレポート>
http://www.sharp.co.jp/corporate/report/ieee/index.html

(注)ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

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