製品情報シャープについてサポート・お問い合わせ法人のお客様へ
シャープについて
メニュー:会社情報メニュー:投資家情報メニュー:社会環境活動メニュー:採用情報メニュー:ニュースリリース

ニュースリリースの検索はこちら (新しいウィンドウが開きます)
ニュースリリース 2010年11月9日
臨床でのインフルエンザ感染抑制効果検証方法と結果

<評価項目>インフルエンザ感染症(新型および季節性)発症件数/合計観察日数
<試験施設>透析病院(44施設、3,407患者)
<期間>2009年12月1日~翌6月30日
<比較方法>イオンありのエリアとイオンなしのエリアに区分けした二重盲検ランダム化試験
<イオン濃度>10,000個/cm3
<統計手法>コクラン・マンテル・ヘンツェル検定※8、並べ替え検定※9
<結果>インフルエンザウイルス感染率約30%低減、p値片側10%であり有効性の傾向を確認。
  インフルエンザ発症件数 観察症例 合計観察日数
イオンありのエリア 9件 1,154例 219,057日
イオンなしのエリア 14件 1,274例 237,167日

※8、※9統計的検査手法。データ信頼性を判定する手法の1つ。


【図1】試験スケジュール



【図2】試験エリアのイメージ



【写真1】透析室


東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻生物統計学 教授 大橋 靖雄

生物統計学者、疫学者。東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻生物統計学教授、同研究科健康科学・看護学専攻疫学・予防保健学教授。臨床試験や疫学研究など活動は多岐にわたる。工学博士(東京大学)。

財団法人 パブリックヘルスリサーチセンター 常務理事
NPO法人 日本臨床研究支援ユニット 理事長
スタットコム株式会社 取締役会長 
NPO法人 日本メディカルライター協会 理事長
社団法人 日本臨床試験研究会 代表理事

財団法人 パブリックヘルスリサーチセンター

心身の健康に及ぼすストレスの影響に関する研究並びに生命科学に関する研究及びその支援を行うとともに、その成果を国民の疾病予防及び健康増進に反映させることにより、国民保健の維持向上に寄与することを目的に、1984年設立。理事長は奥島孝康氏。
ストレス科学研究所と先端生命医科学研究所の2つの研究所を有し、健康増進事業(健康診断実施、健康度測定、健康指導)、臨床研究支援(がん(乳がん)臨床研究支援事業、骨粗鬆症至適療法研究支援事業、生活習慣病臨床研究支援事業、ヘルスアウトカムリサーチ支援事業)、広報事業(あらゆる疾病の予防、治療に関する啓発・教育情報の企画・制作・発信、疫学研究・臨床試験研究の推進と医療エビデンス作成支援)及び医学やメンタルヘルスに関する研究に対しての倫理審査を行っている。

プラズマクラスター技術の有害物質活動抑制効果実証一覧

対象有害物質 種類 実証機関
細菌 セラチア菌 米国 ハーバード大学公衆衛生大学院
メルビン・ファースト名誉教授
大腸菌 (財) 石川県予防医学協会
大腸菌、白色ブドウ球菌、
カンジダ菌
中国 上海市予防医学研究院
バチルス菌 (財) 北里環境科学センター
CT&T(ドイツ アーヘン応用科学大学 アートマン教授)
MRSA
(メチシリン耐性
黄色ブドウ球菌)
(財) 北里環境科学センター
(学) 北里研究所 北里大学北里研究所メディカルセンター病院
MDRP
(多剤耐性緑膿菌)
(学) 北里研究所 北里大学北里研究所メディカルセンター病院
シュードモナス、
エンテロコッカス、
スタフィロコッカス
ドイツ リューベック医科大学
エンテロコッカス、
スタフィロコッカス、
サルキナ、
マイクロコッカス
CT&T(ドイツ アーヘン応用科学大学 アートマン教授)
アレルゲン ダニ、花粉 広島大学大学院 先端物質科学研究科
ダニ 大阪市立大学大学院 医学研究科 分子病態学教室
真菌 クラドスポリウム (財) 石川県予防医学協会
ドイツ リューベック医科大学(増殖抑制効果)
CT&T(ドイツ アーヘン応用科学大学 アートマン教授)
ペニシリアム、
アスペルギルス
ドイツ リューベック医科大学(増殖抑制効果)
アスペルギルス、
ペニシリアム(2種)、
スタキボトリス、
アルテルナリア、
ムーコル
CT&T(ドイツ アーヘン応用科学大学 アートマン教授)
ウイルス H1N1型ヒト
インフルエンザウイルス
(財) 北里環境科学センター
韓国 ソウル大学
中国 上海市予防医学研究院
(学) 北里研究所 北里大学北里研究所メディカルセンター病院
H5N1型トリ
インフルエンザウイルス
英国 レトロスクリーン・バイロロジー社
新型H1N1
インフルエンザウイルス
英国 レトロスクリーン・バイロロジー社
SARSウイルス 英国 レトロスクリーン・バイロロジー社
ポリオウイルス (財) 北里環境科学センター
コクサッキーウイルス (財) 北里環境科学センター
(学) 北里研究所 北里大学北里研究所メディカルセンター病院
コロナウイルス (学) 北里研究所 北里大学北里研究所メディカルセンター病院
イヌパルボウイルス (株) 食環境衛生研究所

上記有害物質に対して、濃度3千個/cm3以上のプラズマクラスターイオンを照射して活動抑制効果を実証しました。


プラズマクラスター技術について

プラスイオン(H(H2O)n)とマイナスイオン(O2(H2O)m)を同時に空中へ放出し、浮遊する細菌/カビ/ウイルス/アレルゲンなどの表面で瞬間的にプラスとマイナスが結合して酸化力の非常に高いOHラジカルとなり、化学反応により細菌などの表面のたんぱく質を分解して、その働きを抑制する独自の空気浄化技術です。


酸化力の比較
プラズマクラスターイオンは、プラスとマイナスのイオンが浮遊ウイルスや菌に付着して化学反応し、酸化力の一番強いOH(水酸基)ラジカル(標準酸化電位2.81V)を生成して、浮遊ウイルスの感染力や菌の活動を抑制します。

 


←先頭のページへ戻る

このページのトップへ
ホーム > シャープについて > ニュースリリース> 高濃度プラズマクラスターイオンにより世界初 臨床試験において、ヒトへのインフルエンザウイルス感染率低減の傾向を確認・詳細ページ