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ニュースリリース 2012年12月10日

逐次駆動方式※1に比べて、S/N比※2 約8倍※3の高感度技術を搭載

タッチパネルシステム※4を開発、発売

タッチパネルシステム(20型) 左:タッチパネルコントローラー 右:センサーシート

シャープは、逐次駆動方式※1に比べて、S/N比※2 約8倍※3の高感度技術を搭載し、ペン入力やマルチタッチ操作が可能なタッチパネルシステムを開発、ディスプレイメーカーなどに発売します。

スマートフォンやタブレットの需要拡大ならびにWindows® 8の発売に伴い、今後タッチ操作に対応したユーザーインターフェースのさらなる普及が見込まれます。

本システムは、多数のセンサーを同時に検知処理できる当社独自の並列駆動方式※5の採用により、現在広く採用されている逐次駆動方式に比べて、S/N比 約8倍の高感度を実現しました。これにより、業界最小径※6のペン先約2mmの入力や多点を同時に認識できるマルチタッチ操作、手袋を着用したタッチ操作などが可能となりました。

また、5型から60型までタッチパネル用のユーザーインターフェースが共用できるので、ソフトウェアの開発負担を軽減できます。

品名

タッチパネルシステム

タッチパネルタイ

静電容量タイプ※7

適用画面サイズ

5型

7型

20型

60型

サンプル出荷

2013年1月31日

2012年12月15日

量産時期

2013年3月15日

月産台数

計60万台

主な特長

1.  逐次駆動方式に比べて、S/N比 約8倍の高感度を実現

2.  ペン先約2mmの入力やマルチタッチ操作、手袋を着用したタッチ操作が可能

3.  5型から60型まで、ユーザーインターフェースが共用できるので、ソフトウェアの開発負担が軽減

※1 現在、広く採用されている方式。センサーを1ラインずつ検知処理する。

※2 信号とノイズの比。数値が高いほどノイズが小さい。

※3 当社測定による20型ペン書きでの逐次駆動方式のS/N比3.58と当社独自の並列駆動方式のS/N比30.65との比較。

※4 タッチパネルコントローラーとセンサーシートの組み合わせ。センサーシートは、透明フィルムに導電性膜などで縦軸と横軸のマトリックスを形成させたシート。

※5 多数のセンサーを同時に駆動処理するので、処理能力が高い。

※6 タッチパネルシステムとして。2012年12月10日現在(当社調べ)。

※7 画面上に導電性膜などで縦軸と横軸のマトリックスを形成、指などが近付くことによる容量変化を検出する。

● Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。

仕 様

適用画面サイズ

5型

7型

20型

60型

入力方法

指・ペン・手袋着用など

マルチタッチ点数

5点

10点

スキャン速度

120Hz

240Hz

入力インターフェース

I2C(400kHz)・SPI(4MHz)

I2C(400kHz)・SPI(4MHz)・USB

電源電圧

3.3V

タッチパネル
コントローラーIC数

1

2

2

4

センサーシート

カスタム対応

100周年記念サイト : http://www.sharp.co.jp/100th/

(注)ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

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