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ニュースリリース 2012年12月25日

業界最高の変換効率33%※1を実現

ディスプレイ光源用 赤色半導体レーザを開発、発売

ディスプレイ光源用 赤色半導体レーザ <GH0641FA2C>

シャープは、電気を光に変換する効率を業界最高の33%※1に高め、赤色をより鮮やかに高輝度表示するディスプレイ光源用640nm帯域の赤色半導体レーザを開発しました。主に、ヘッド・アップ・ディスプレイ※2や小型プロジェクターなどのディスプレイ用途として発売します。

車載のヘッド・アップ・ディスプレイは、視認性の高いレーザタイプが主流になりつつあり、この光源として、明るく省エネ性が高い赤色半導体レーザが求められています。

本デバイスは、材料の組み合わせや構造を最適化することにより、光への変換効率を33%に高めました。また、本デバイスを冷却する部材の低消費電力化にも貢献し、ヘッド・アップ・ディスプレイなどの省エネ性能の向上を図ることができます。さらに、光ディスクDVD/CD用途で培った当社の独自技術により、業界最高水準※1の最大光出力150mWを実現し、赤色をより鮮やかに高輝度で表示します。

品名

ディスプレイ光源用 赤色半導体レーザ

形名

GH0641FA2C

サンプル価格(税込み)

5,000円

サンプル出荷時期

2013年1月31日

量産時期

2013年3月29日

月産台数

10,000台

主な特長

1.  業界最高の変換効率33%を実現し、ヘッド・アップ・ディスプレイや小型プロジェクターの省エネ性能の向上に貢献

2.  最大光出力150mWを実現、高輝度表示が可能

※1 2012年12月25日現在。シングルモード動作の波長640nm帯域の赤色半導体レーザにおいて。(当社調べ)

※2 フロントガラスなどに情報を表示させるディスプレイ。

仕 様

項目

条件

特性値

しきい値電流※3 (TYP.)

55 mA

動作電流 (TYP.)

光出力=150mW

182 mA

動作電圧 (TYP.)

2.5 V

ピーク発振波長 (TYP.)

642 nm

ビーム広がり角
(TYP.)

平行

垂直

17°

※3 発光開始時の電流。

100周年記念サイト : http://www.sharp.co.jp/100th/

(注)ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

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