シャープは、2014年4月26日(土)から6月1日(日)まで仙台市博物館(宮城県仙台市)で開催される東日本大震災復興支援特別展「サントリー美術館 おもしろびじゅつワンダーランド in 東北」展において、70V型タッチディスプレイ“BIG PAD”、タブレットコンピューター“Mebius Pad”、インフォメーションディスプレイなどを展示用機材として提供します。
本展は、デジタル技術とアナログ手法を駆使したさまざまな展示方法によってサントリー美術館所蔵の名品約45件を楽しんでいただける参加・体験型の展覧会です。
当社は、タッチパネル搭載の大画面ディスプレイやタブレットコンピューターなどの製品を各コーナーに提供、作品展示に活用いただきます。
■ 主な展示内容:
- 1.
- 「お花見へヨウコソ!『花下遊楽図屛風※1』~お花見グッズを探せ!」
70V型タッチディスプレイ“BIG PAD”(PN-L703A/L703B)に、お花見を楽しむ当時の人々の賑わいが描かれた屛風絵を表示。画面をタッチ操作で拡大して作品を楽しんだり、作品に描かれた食器や楽器などの「お花見グッズ」探しに挑戦するなどユニークな展示演出が行われます。
- 2.
- 「ネズミだって宴会大好き~『鼠草子絵巻※2』」
絵巻は絵と詞書で構成され、現代の漫画やアニメーションの起源とも言われています。本作品を24V型タッチディスプレイ(LL-S242A)に表示し、セリフにあたる詞書の部分を現代語訳で楽しめます。
- 3.
- 「オランダ船に乗ってみよう!~文様の宇宙への旅」
重要文化財「色絵五艘船文独楽形大鉢※3」をテーマに、120V型相当の大画面マルチディスプレイ(PN-V601×4台)を設置。作品に描かれているオランダ船に乗って、吉祥文様の宇宙へ旅するという本展ならではの迫力ある映像により、作品の世界を体験できます。
- 4.
- 「鍋島のデザインに挑戦!」
鍋島焼の展示コーナーに、タブレットコンピューター“Mebius Pad”(TA-S10L)と80V型インフォメーションディスプレイ(PN-E802)を活用。サントリー美術館が所蔵する重要文化財「染付松樹文三足大皿※4」などの名品から選択した複数のモチーフをタッチ操作で自由に組み合わせ、鍋島焼のデザイン制作を体験できます。
<「サントリー美術館 おもしろびじゅつワンダーランド in 東北」展について>
公益財団法人サントリー芸術財団 サントリー美術館(東京都港区、館長:鳥井信吾)が仙台市博物館(宮城県仙台市、館長:遠藤俊行)と実行委員会を組織し開催する東日本大震災復興支援特別展。
サントリーグループの東日本大震災復興支援活動「サントリー東北サンさんプロジェクトsince 2011」の一環として開催。
- ※1
- 天木宗忡筆(桃山時代 17世紀)。
- ※2
- 五巻のうち第三巻(室町時代 16世紀)。
- ※3
- 肥前・有田(江戸時代 18世紀)。
- ※4
- 肥前・鍋島藩窯(江戸時代 17~18世紀)。