シャープは、屋外公共スペースや商業施設、リゾートホテル・教育施設・病院・レストラン街の共有スペースなどで、手軽に無線LAN環境が構築できる無線LANアクセスポイント＜QX-C300シリーズ＞4モデルの受注を開始します。

　本機は、増設のためのLAN配線工事が不要で、機器間を無線電波で中継することによりサービス提供エリアを拡大できる「無線バックホール方式」を採用。中継する際に電波の減衰が少なく、本機の通信状態を常時管理し最適な接続状態を保つことが可能なほか、5GHz帯(IEEE 802.11ac)にも対応することで安定した高速接続を実現します。また航空管制など優先される無線を検知した際も、通信サービスの停止※2を可能な限り回避する「レーダースキャナ機能」も搭載しています。そして、屋外での設置も可能な防水・防塵設計※3に対応しているので、設置環境に応じ様々なアンテナ(オプション)を組み合わせれば、屋内だけでなく屋外でも安定した無線LAN環境を手軽に構築できます。

　さらに、監視カメラやデジタルサイネージなどに無線機能を搭載した機器や、Sub-GHz無線※4に対応した温度・湿度・人感などの各種センサーからの情報を収集することで、様々なサービスやソリューションを構築することも可能です※5。

　なお、6月10日(水)から12日(金)まで幕張メッセにて開催される情報通信技術の総合展示会「Interop Tokyo 2015」に出展し、本機を紹介します。

■ 主な特長

1．屋外でも手軽に無線LAN環境の構築が可能な「無線バックホール方式」を採用

2．高速接続が可能な5GHz帯の無線LANに対応したほか、通信チャネル割当の自動最適化や「レーダースキャナ機能」などにより、安定した高速接続が可能

3．屋外での設置も可能な防水・防塵設計と、設置環境に応じて選べるアンテナを豊富に準備

■ 特　長

1．屋外でも手軽に無線LAN環境の構築が可能な「無線バックホール方式」を採用

・増設のためのLAN配線工事が不要で、機器間を無線電波で中継(ホップ)することによりサービス提供エリアを手軽に拡大できるので、屋外でも高速で安定した無線LAN環境の構築が可能です。

・中継する際に電波の減衰が少なく、高速接続を維持することが可能。

2．高速接続が可能な5GHz帯の無線LANに対応したほか、通信チャネル割当の自動最適化や「レーダースキャナ機能」などにより、安定した高速接続が可能

・安定した接続が可能な5GHz帯(IEEE 802.11ac)での通信機能を搭載。また、航空管制などの優先される無線を検知した際も、通信サービスの停止を可能な限り回避し、停止が避けられない場合でも停止時間を最小限に抑える「レーダースキャナ機能」を搭載。

・電波状況を常に感知しながら、ネットワーク上の機器間で、瞬時に最適な利用チャネルやルートを選択する自律式チャネル制御機能を搭載。

3．屋外での設置も可能な防水・防塵設計と、設置環境に応じて選べるアンテナを豊富に準備

・コンパクトな本体ながら、防水・防塵設計(IP66準拠)に対応しているので、屋外での設置も可能です。

・設置環境に合わせて選択できる多彩なアンテナ(指向性アンテナ／無指向性アンテナ／長距離伝送用平面アンテナ)を準備(オプション)。

■ その他の特長

・監視カメラやデジタルサイネージなどに無線機能を搭載した機器や、Sub-GHz無線に対応した温度・湿度・人感などの各種センサーからの情報を収集することで、様々なサービスやソリューションの構築が可能。

・本機の設計設置、サーベイを支援するシミュレーションツールや、ネットワークを構成するアクセスポイントの一括設定、動作状況を確認できる管理ツール(「無線LANソフトウェアコントローラー」)を提供。

・ネットワークやハードウェアに異常が発生した際は、管理者へメール通知するサービス(「無線LANリモート監視サービス」)を提供可能。

■ 仕　様

■ 周辺機器(オプション)