シャープは、部屋の空気を浄化する高濃度プラズマクラスター25000を搭載し、進化した「プラズマクラスターパトロール」機能により、新たに部屋のカビまで抑制できるプラズマクラスターエアコン<Xシリーズ>9機種を発売します。
本機は、2015年より搭載している、カビの生えやすい環境を自動で検知しエアコン内部のカビを抑制する「プラズマクラスターパトロール」を進化させ、新たに部屋のカビまで抑制します。運転停止中に、部屋がカビの生えやすい温度・湿度になると、高濃度のプラズマクラスターイオンを自動的に放出しお部屋のカビも抑制するほか、本体内部を清潔に保つ独自の「風クリーンシステム」により、吹き出す風に含まれるカビ菌を約99%低減※4。本体内部とお部屋を徹底的にカビからケアすることで、年間を通じてお部屋の空気浄化を実現します。また、吹き出し口周辺のルーバーを取り外して水洗いできる構造や、ワンタッチで着脱できるダストボックスなどお手入れのしやすさにもこだわりました。
さらに、センサー制御の進化と独自の「エアロダイナミックフォルム」により、人のいるエリアに合わせて自動で気流を制御します。これにより、暖房時には、本体近くの足もとの最高温度は約42.5℃※5、本体から約6m離れた場所でも最高温度が約35℃※6となる暖かさを実現します。暖房中の霜取り運転時の室温低下を抑える制御も新たに搭載し、快適性も向上しました。
ほかにも、別売の家電ワイヤレスアダプター※7を接続すれば、当社独自のクラウドサービス「COCORO AIR」を利用できます。スマートフォンと連携し、外出時にエアコンの運転状況を通知することで、運転の切り忘れを防ぐことができるほか、AI(人工知能)を活用し、好みの使い方を学習して設定温度を自動で調整します。地域の天気予報に合わせて自動で運転を制御することも可能で、使う人に寄り添い便利に進化していきます。
品名 |
プラズマクラスターエアコン |
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シリーズ名 |
Xシリーズ |
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形名 |
AY-G80X2 |
AY-G71X2 |
AY-G63X2 |
AY-G56X2 |
AY-G40X2 |
AY-G36X |
AY-G28X |
AY-G25X |
AY-G22X |
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畳数の |
暖房 |
21~26 |
19~23 |
16~20 |
15~18 |
11~14 |
9~12 |
8~10 |
6~8 |
6~7 |
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冷房 |
22~33 |
20~30 |
17~26 |
15~23 |
11~17 |
10~15 |
8~12 |
7~10 |
6~9 |
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希望小売 |
オープン |
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発売日 |
2016年10月25日より順次 |
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月産台数 |
計10,000台 |
■ 主な特長
1.部屋のカビまで自動で抑制できる「プラズマクラスターパトロール」機能を新搭載
2.センサー制御と独自の「エアロダイナミックフォルム」により、人のいるエリアに合わせて自動で気流を制御
3.使い方を学習したり、地域の天気予報に合わせて自動で運転を制御できるクラウドサービス「COCORO AIR」に対応
※1 プラズマクラスターロゴ(図形)およびプラズマクラスター、Plasmaclusterはシャープ株式会社の登録商標です。
※2 当技術マークの数字は、高濃度プラズマクラスターイオン発生デバイス搭載のエアコンを適用床面積(冷房のめやす)の部屋に設置し、風量最大運転時に部屋の中央付近(床上から高さ1.2m)の地点で測定した空中に吹き出される1cm3当たりのイオン個数の目安です。
※3 【浮遊カビ菌】
●試験機関:(一財)石川県予防医学協会●運転モード:お部屋パトロール●試験方法:約33m3(約8畳相当)の試験空間にプラズマクラスターイオンを放出し、浮遊カビ菌をエアーサンプラーにて測定。■試験結果:約230分で除去率99%
【付着カビ菌】
●試験依頼先:(一財)日本食品分析センター●試験成績書:第16096325001-0101号(平成28年9月20日発行)●運転モード:お部屋パトロール●試験方法:当社にて室温25℃、湿度90%の約22m3(約6畳相当)の試験空間にカビ菌を付着させたベニヤ板を置き、お部屋パトロール運転を実施。カビ菌を8日間増殖させたものを試験依頼。JISZ2911を参考にしてカビ発育面積を比較。■試験結果:8日後に付着カビ菌の増殖を抑制
【エアコン内部の付着カビ菌】
●試験依頼先:(一財)日本食品分析センター●試験成績書:第16088074001-0101号(平成28年8月22日発行)●運転モード:お部屋パトロール●試験方法:当社にて室温30℃、湿度80%の条件で3日間エアコンを設置。お部屋パトロール入の場合と、切の場合で、カビ菌を付着させた送風路の材料表面(ABS樹脂)のサンプルを試験依頼。JISZ2911を参考にしてカビ発育面積を比較。■試験結果:3日後に付着カビ菌の増殖を抑制
※4 ●試験依頼先:(一財)日本食品分析センター●試験成績書:第16065361001-0101号(平成28年7月5日発行)●当社にて、室温30℃・湿度60%の条件で28日間、冷房運転を8時間/日実施。風クリーンシステム搭載の新製品<Xシリーズ>と風クリーンシステム非搭載の2014年発売<SXシリーズ>(内部清浄、フィルター掃除、プラズマクラスター切設定)とで、送風運転開始から4分後の吹き出す風を試験依頼。風に含まれる浮遊カビ菌数を比較。■試験結果:カビ菌数を低減。(新製品<Xシリーズ>:100個、2014年発売<SXシリーズ>:30,000個)。一般的にお部屋の空気中1m3あたりに100~1,000個のカビがいるといわれています。
※5 AY-G40X2において、当社試験室(14畳)にて。外気温2℃、足もと設定温度35℃運転時、エアコンから約1m離れた地点での床上5cmの最高温度。
※6 AY-G40X2において、当社試験室(16畳)にて。外気温2℃、足もと設定温度35℃運転時、エアコンから約6m離れた地点での床上5cmの最高温度。
※7 家電ワイヤレスアダプター HW-A01AY(オープン価格)のほか、スマートフォン・タブレット端末、常時接続のブロードバンドインターネット回線、無線LANアクセスポイント、専用アプリ「スマホリモートforエアコン」が必要です。