ブロードバンドはモバイル・サービス(ユビキタス環境)で花開く

 「5年後には,世界最先端のIT国家とする。そのためには4000万世帯高速アクセス化と,コンテンツ充実を図る」―「e-Japan構想」の目玉です。日本の世帯の8割以上でブロードバンドアクセスが可能となり,映像コンテンツすらも簡単にやりとりできるようになる日が,すぐそこに迫ってきていると言うわけです。
でも,ちょっと不安になりませんか? コンテンツの充実ということは,質・量ともに豊富になるということです。質が良くなることは大歓迎ですが,量が多くなることは問題です。今でも情報洪水に溺れそうになっているのに,これ以上良質の映像コンテンツが大量にネットワークに流される事態になったら,本当に必要な,あるいは本当に自分が感動するコンテンツを探すことが,あるいはそんなコンテンツにめぐり合うことができるのでしょうか。





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