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発表会レポート

「2015年度 入社式」を開催

代表取締役社長 ?橋 興三会場の模様
代表取締役社長
?橋 興三
新入社員の代表による決意表明
当社は2015年4月1日、本社ビル(大阪市阿倍野区)にて「2015年度 入社式」を開催し、新入社員214名(技術系132名、ビジネス系82名)が出席しました。

冒頭、代表取締役社長 ?橋 興三より、『この大変な時期に、皆さんがシャープに入社する決断をしてくれたことを大変嬉しく思う』と感謝を伝えた後、『当社は男性社員が多い会社だったが、今年の新入社員の約3分の1、中でもビジネス系の過半数が女性であり、新しい風をもたらしてくれるだろう』と期待の言葉を述べました。

続いて、今年度はシャープにとって勝負の年であり、“攻め”と“守り”の両面から改革に取り組んでいくことを説明しました。

“攻め”の側面として、「デジタル情報家電」は日本国内・中国・アジア市場に重点を置き、米国ではより筋肉質な事業体を目指すことを説明。
「エネルギーシステムソリューション事業」は、蓄電池と組み合わせたシステム展開を図るほか、海外ではピークカットシステム※1やEPC※2事業などを進めることにより、従来の太陽電池パネルを中心とした事業から、トータルエネルギーソリューション事業へと大きく事業転換を図ると方針を示しました。そして当社の柱である「液晶事業」は、現在のスマホ偏重から車載用等へアプリケーションを拡げ、小型に加え中型液晶に注力すると話しました。
新規事業については、重点5事業領域の中で、「ロボティクス」と「ヘルスケア・医療」が一歩抜け出しつつあることを紹介しました。

一方“守り”の側面では、「キャッシュフロー重視の経営」に徹底的に取り組んでいくこと、同時に「収益構造の筋肉質化」に向けて、サプライチェーン全体を見渡し、開発プロセスの見直しや調達改革、加えて、生産現場における徹底的な改革を進めていくことを強調しました。

最後に、『入社時、まさか自分が社長になると思わなかったが、一つだけ自慢できることがある。どんなことを言われても、「ノー」とは言わず、必ず「はい」と受け止めてきたことだ。「絶対受け身にならないこと」、そして「必ず仲間がいること」を忘れないでほしい。後輩、同僚、社外などのネットワークを信じれば、前向きに進んでいくことができる。新入社員の皆さんを含め全社5万人の仲間とともに、再生から成長へ向けて一丸となって進んでいきたい。』と締めくくりました。

続いて、新入社員代表 2名より『興味を最上の武器とし、誠意と創意を体現する社員になる』『自ら学び考え、前に進み続ける』との決意表明を行いました。

その後、入社式に臨む気持ちを漢字一文字に表してきた新入社員と、出席した役員がグループに分かれて懇談会を実施し、入社式を終了しました。
会場の模様
会場の模様
※1 ピーク電力をカットすることで電気代を抑えるシステム。
※2 Engineering Procurement and Construction(設計、調達、建設)

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