当社は2014年5月8日、クラウド蓄電池システム＜JH-WB1401/JH-WB1402＞^※2の新製品発表会を開催しました。

本システムは、クラウドHEMS^※1と組み合わせて、天気予報から翌日の太陽光発電の発電状況を予測したり、お客様の日常の電力消費状況を分析することで、充放電を自動的に制御して電気料金を削減するなど、新しいエネルギーソリューションとして提案します。

例えば、翌日の天気予報から太陽光発電の発電量を予測し、電気代が割高な時間帯での電力購入を最小限に抑えることができます。また、翌日に計画停電が発生する可能性を示す「電力需給逼迫警報^※3」を検知すると、翌朝から放電を止めるとともに^※4、実際に停電後は自動的に家庭内へ電力を供給します^※5。

蓄電池本体は、寒冷地など^※6でも使用できる屋内設置用と、屋外設置用の2タイプをラインアップ、従来機^※7に比べ屋内設置用は約4割、屋外設置用は約3割の小型化を実現しました。さらに、従来^※7、太陽光発電システムと蓄電池システムに各々必要だったパワーコンディショナを一体化することで、効率的な充電ができます。

なお、本システムは、クラウドサーバー内のソフトウェアを更新することで、電気料金プランの多様化や季節・時間帯によって変化するお客様の電力使用状況に合わせて、さらにきめ細かなエネルギーマネジメントを実現できます。

会場では、エネルギーシステムソリューション事業本部　ソーラーシステム事業部 事業部長　稲田　周次より、市場動向やシステムの特長について説明するとともに、本システムの将来展開についても紹介しました。