非接触で心拍・呼吸・体動を検知マイクロ波センサモジュールを開発、発売
マイクロ波センサモジュール <DC6M4JN3000>(左上)を用い、 犬の心拍・呼吸・体動を検知する様子を実演 |
当社は2015年6月25日、人や動物などの心拍・呼吸・体動などの生体情報を非接触で検知できるマイクロ波センサモジュール<DC6M4JN3000>の新製品発表会を開催しました。
会場では、電子デバイス事業本部 システムデバイス事業部 事業部長 片山 修一より、本製品の測定原理や特長をプレゼン資料やデモ機を用いて説明しました。
<新製品の特長>
本機から人や動物に対してマイクロ波を照射。心臓や肺の動きにより、わずかですが体は振動しています。その振動を体の表面から反射するマイクロ波の変化から、心拍や呼吸数など生体情報を検知します。当社が長年培ってきたマイクロ波を扱う衛星放送用のアンテナ技術に加え、独自の信号処理回路や生体情報を検出するアルゴリズムによって実現しています。
これにより、人や動物から約3メートル離れた場所に本機を設置した場合では、心拍数を±10%の誤差で測定することが可能です※1。さらに、マイクロ波の特性を利用してマットレスやドア・壁などの障害物越しの検知に対応※2。就寝中やプライバシーの保護が求められる浴室、トイレなどで生体情報の把握が可能となり、介護・見守り分野でのサービス向上に貢献します。
会場では、電子デバイス事業本部 システムデバイス事業部 事業部長 片山 修一より、本製品の測定原理や特長をプレゼン資料やデモ機を用いて説明しました。
<新製品の特長>
本機から人や動物に対してマイクロ波を照射。心臓や肺の動きにより、わずかですが体は振動しています。その振動を体の表面から反射するマイクロ波の変化から、心拍や呼吸数など生体情報を検知します。当社が長年培ってきたマイクロ波を扱う衛星放送用のアンテナ技術に加え、独自の信号処理回路や生体情報を検出するアルゴリズムによって実現しています。
これにより、人や動物から約3メートル離れた場所に本機を設置した場合では、心拍数を±10%の誤差で測定することが可能です※1。さらに、マイクロ波の特性を利用してマットレスやドア・壁などの障害物越しの検知に対応※2。就寝中やプライバシーの保護が求められる浴室、トイレなどで生体情報の把握が可能となり、介護・見守り分野でのサービス向上に貢献します。
電子デバイス事業本部 システムデバイス事業部 事業部長 片山 修一 | マイクロ波センサモジュール <DC6M4JN3000>(右上)を用い、 人の心拍・呼吸・体動を検知する様子を実演 |
マイクロ波センサモジュール <DC6M4JN3000> |
※1 | 椅子に着座静止した状態におけるセンサと胸部との最大測定可能距離。人体に接触して測定する一般的な光学式脈拍計の測定値と比較した場合の誤差を表す。 |
※2 | 金属、メッキ、水中など電波を通さない遮蔽物がある条件では測定できません。 |
プレスリリース
関連情報