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業界トップクラス※1のモジュール変換効率19.1%を実現
住宅用 単結晶太陽電池モジュール「BLACKSOLAR」4機種を発売

当社は2015年3月30日、報道機関の皆様に向けて、「エネルギーソリューション事業説明会」を堺工場(大阪府堺市)で開催し、常務執行役員 エネルギーシステムソリューション事業本部長の向井 和司より、今後の事業展開を説明するとともに、太陽電池事業を核としたエネルギーソリューション事業の継続を表明しました。(「エネルギーソリューション事業説明会」を堺工場で開催」

本日(4月21日)、業界トップクラス※1のモジュール変換効率19.1%を達成した住宅用 単結晶太陽電池モジュール「BLACKSOLAR(ブラックソーラー)」<NQ-220AE>を含む4機種の新製品発表会を開催いたしました。

発表会では、エネルギーシステムソリューション事業本部 ソーラーシステム事業部 副事業部長 兼 商品企画部長 五角 博純が出席。国内市場動向や当社の約55年にわたるソーラー事業の歴史、ならびに多くの住宅でご使用いただいていることや第三者機関から高い評価をいただいている実績を紹介した後、本年6月に発売する新製品の特長を 紹介。当社独自の「ルーフィット設計」や「ワイドレンジパワーコンディショナ」等を組み合わせることで、複雑で狭小なタイプが多い日本の屋根でも設置容量の最大化が図れることを説明しました。さらに、クラウド蓄電システム等を含めたエネルギーソリューション事業を今後も積極的に進めていくことを表明しました。

<新製品の特長>
半導体である太陽電池は、光を受けると正孔(+)と電子(−)が発生することにより発電しますが、「+」と「−」の一部は再び結合してしまい、発電ロスの原因となっています。今回、セルの受光面と裏面の双方で再結合を抑制する技術の進化を図ることにより、<NQ-220AE>は業界トップクラスのモジュール変換効率19.1%を実現しました。

また、モジュール変換効率の向上に加え、4種類の異なるサイズのモジュールを組み合わせて効率良く屋根にレイアウトする「ルーフィット設計」や、様々な大きさの屋根に対応できる「ワイドレンジパワーコンディショナ」など、当社が保有しているエネルギーソリューションと組み合わせることにより、屋根形状にかかわりなく設置容量の最大化が図れます。

高品質な量産技術を確立した堺工場で生産した「BLACKSOLAR」は、ドイツ最大の電気・電子技術協会であるVDE※2から高く評価された当社独自の機能評価試験規格“Quality Test Standard of SHARP”※3に基づいて評価しており、高変換効率で高品質な当社のフラッグシップモデルです。
新製品 住宅用 単結晶太陽電池モジュール「BLACKSOLAR」左より<NQ-220AE><NQ-155AE><NQ-101RE>
新製品 住宅用 単結晶太陽電池モジュール「BLACKSOLAR」
左より<NQ-220AE><NQ-155AE><NQ-101RE>
エネルギーシステムソリューション事業本部
ソーラーシステム事業部 副事業部長 兼
商品企画部長 五角 博純
会場の模様
※1 住宅用太陽電池モジュールにおいて。(2015年4月21日時点)
※2 VDE:1983年に設立されたドイツ最大の電気・電子技術協会。電気分野のドイツ国家規格の策定、安全認証・試験を実施。
※3 55年以上の歴史と設置実績など膨大なデータに基づく加速性の検証の積み重ねによって開発した試験基準。IEC規格の試験より数倍〜10倍程度厳しく、またIEC規格にないシャープ独自開発試験も加えた試験規格。BLACKSOLARの従来機<NQ-210AD>で取得。

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