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シャープ製 太陽電池を搭載した東海大学チームのソーラーカーが「サウス・アフリカン・ソーラーチャレンジ2010」に参戦
ソーラーカーチャレンジ2010トップ > 2010年9月27日 悪天候の中ジョージに到着しました。
2010年9月27日
悪天候の中ジョージに到着しました。
9月27日(月)曇り時々雨のち晴れ ケープタウン〜ジョージ
山間を走行する「Tokai Challenger」
海沿いを走る「Tokai Challenger」

過酷な状況の中ジョージに到着

早朝にトラブルが発生。朝食を食べようとして、6:00に篠塚建次郎さんが乗ったホテルのエレベータが故障。1時間以上閉じ込められてしまいました。その後、スタート地点があるステルンボッハに向けて出発しました。ケープタウンもヨハネスブルグと同様に交通量が多いため、9:00にソーラーカーTokai Challengerは、伊藤樹さんの運転でスタート。しかし、渋滞気味で思うように速度を上げることができません。さらに悪いことに発電量がまったくできないほどの曇天で、走行を始めて間もなく小雨が降り出しました。しかも、海沿いから山に登る急な上り坂で、ソーラーカーにとって大変過酷な走行となりました。前日までにソーラーカーの太陽電池で発電した電気を蓄えたバッテリで、この日の午前中は走行。Tokai Challengerにとってはエネルギーが温存できる80km/hで走行し、コントロールストップがあるリバーソンダランドには10:49に到着しました。ここで、ドライバーは佐川耕平さんにチェンジ。バッテリを温存しながらの走行が続けられました。この日も道路工事が多く信号待ちに捕まりますが、太陽光発電でバッテリを回復できるのでむしろ好都合でした。しばらく走行を続けていると、少しずつ雲の切れ間が見え始めてきました。発電電力も次第に回復していき、雲の切れ間の下にいるときには定格出力の1.8kWよりも大きい2kWに近い電力を発電することができました。14:40に、ワールドカップで日本代表チームが滞在したジョージになんとか到着することができました。日没まで太陽電池による発電でバッテリを充電し、19:00に車両保管が解かれてからトラックにソーラーカーを積み込み、ホテルへ向かいました。
(本日の走行距離392km、ピーク発電量1.98kW、走行中の発電電力量 4.2kWh、走行前後の発電量 2.4kWh、総発電量 6.6kWh、いずれも速報値)
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