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シャープ製 太陽電池を搭載した東海大学チームのソーラーカーが「サウス・アフリカン・ソーラーチャレンジ2010」に参戦
ソーラーカーチャレンジ2010トップ > 2010年9月29日 コクスタッドに到着しました。
2010年9月29日
コクスタッドに到着しました。
9月29日(水)快晴時々曇り グレアムズタウン〜コクスタッド
デュティワを走行する「Tokai Challenger」
ソーラーカーに集まる現地の人々

太陽電池パネルを太陽光に傾けて
バッテリ充電する「Tokai Challenger」

6:30にホテルのロビーに集合し、グレアムズタウンのセットラーズ・モニュメントに移動。整備作業を行い8:00ちょうどにソーラーカーTokai Challengerは快調にスタートしました。回生ブレーキを行おうとするとモータコントローラから発生する電気的ノイズの影響で、自作のマイコンシステムが不調になるという症状が発生することもあり、また道が狭くアップダウンも激しいことから、第1ドライバーは佐川耕平さんが担当しました。路面の舗装が荒れていて、狭い道を無事に通過。景色がきれいな海沿いのイーストロンドンを走行していきます。その頃、大会オフィシャルから指令車に電話が入り、「コントロールストップが設定されているデュティワは人が多く、ソーラーカーを見にくる人が殺到しすぎるので、郊外に移動する」という連絡が急遽入りました。ところが、そのデュティワで治安維持のための不審車両の検問を行っていたポリスカーにソーラーカーが制止されてしまいました。路上では、ソーラーカーの走行許可や運転免許証などが確認され、大会主催者が警察官に説明するなどですぐに疑いが晴れました。警察官に「プレトリアまで長いけどレースをがんばれよ」と励まされ、そのあと街の郊外までポリスカーがソーラーカーを先導してくれました。それから15分くらい走ったところにあるドライバーの休憩エリアに移動し、11:53に新しく設定されたコントロールストップに到着。ここで、ドライバーを三瀬剛さんに交代。30分後に再び走行を始めました。この日は朝から風が強く、砂埃が舞い上がり、太陽光が遮られ、快晴にもかかわらず期待通りの発電電力を得ることができませんでした。また、横風でソーラーカーが押され、ドライバーはハンドリングに集中して走行しました。このような悪条件でソーラーカーの消費電力は増加し、さらに海抜0メートルから一気に1600mを駆け上ったため、バッテリの残量が少なくなってしまいました。また、坂道を速く上れないトレーラーなどの影響で巡航速度も上げることができませんでした。かなり苦しい状況に追い込まれながらも、15:29本日の目的地となるコクスタッドのウィロウダ・ロッジに到着しました。その後、太陽光発電によるバッテリ充電を行いましたが、西側が高台となり林になっていたため、日没よりも1時間前に発電が止まってしまいました。
(本日の走行距離562km、ピーク発電量1.45kW、走行中の発電電力量 7.5kWh、走行後の発電量 1.0kWh、総発電量 8.5kWh、いずれも速報値)※とくに走行距離は大会が未発表
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